富士フイルムのコンパクトデジタルカメラX100Vを購入したタケオです(汗)。
岩手県の太平洋沿岸を走る三陸鉄道が2019年台風19号から全線復旧するということで、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の撮影地だった久慈市や、製鉄業とラグビーで知られる釜石市を含めた沿線都市の風景を、買ったばかりのX100Vで切り取ってみることに。
カラークロームブルー(COLOR CHROME FX BLUE)+フィルムシミュレーション(Film Simulation)のクラシッククローム(CLASSIC CHROME)・クラシックネガ(Classic Neg.)が良い感じの写真に仕上がると聞いた僕は、この組み合わせを試すことにしました。
目次
1. 写真家ジョナス・ディア・ラスクさんおススメすすめのカラークロームブルー設定
2. 富士フイルムX100Vに合わせて購入したアクセサリー
3. 富士フイルムX100Vを防塵・防滴仕様に
4. 終わりに
僕がカラークロームブルー+クラシッククローム・クラシックネガの組み合わせを知ったのは、X-Pro3開発に当たり富士フイルムに対してフィードバックを行う等して携わっていたというデンマーク出身の写真家ジョナス・ディア・ラスクさん(Jonas Dyhr Rask)が、自身のウェブサイトで上げていた富士フイルムX100Vに関する投稿記事を読んでのことでした。
引用元
Fujifilm X100V first look preview – The desert island camera|jonasrask|photography(英語)
上記の部分を読んだ時、直感的に「僕もこれを試してみたい」と思い、早速カスタム登録して直ぐに呼び出せるようにしました。
先ずはカラークロームブルー+クラシッククロームの作例をご覧下さい!
尚、露出は全てマニュアルで行い、シャッタースピードを1/800~1/200秒と手ブレしない程度に、感度をISO80~500、絞り値を全てF8で設定してあります。
続いて、富士フイルムX100Vでカラークロームブルー+クラシックネガで撮った作例をご覧下さい!
こちらの露出設定もカラークロームブルー+クラシッククロームの時と同様のマニュアルにしています。
皆さん作例をご覧になってどのように感じたでしょうか?
両方とも空の色がより濃くなって、昔フィルムで撮って現像してもらった時(とは言え僕自身『写ルンです』位の記憶しかありませんが。。。)の写真に似ている気がします。
川の色に変化はあまり感じませんが、沖縄県のような「コバルトブルー」と言われる青にカラークロームブルーを適用して写真を撮るとどうなるのか興味が湧いているところです。
紹介した作例の数が示す通り、三陸鉄道沿線都市の道中では、クラシッククロームがかなり気に入りました。
実はクラシッククロームに関してはシャドウに振り過ぎている印象があって、ここ1年位落ち着いた印象を出したい時はプロネガスタンダード(PRO Neg. STD)で撮っていたのですが、今回の件でクラシッククロームの良さを改めて実感しました!
また、クラシックネガの作例が少なかった理由として、クラシックネガで撮った時の、光が十分に当たっていない森の色を僕があまり好ましく思わなかったところがあります。
でもそれも光の出具合をもう少し細かく読むことで、カラークロームブルー+クラシックネガでも良い感じに仕上がった写真もあるので、そこはこれから数多く撮っていくことで自分なりの感性を更に磨いて行きたいと思います。
カラークロームブルーとフィルムシミュレーションのクラシックネガは、X100Vの他にも、2019年12月から発売されているX-Pro3、そして2020年4月28日にブラック、同年5月下旬にシルバーが発売予定のX-T4にも搭載されますので、それぞれのモデルを既にお持ちの方又はこれから購入予定の方は是非試してみて下さい!
2020年2月新たに購入したコンパクトデジタルカメラ
2020年3月現在のメインカメラ
今後ともタケオトラベラー並びにTakeographyを宜しくお願い致します!
前回Part 2をまだお読みになっていない方は下のリンクをクリック!
岩手県の太平洋沿岸を走る三陸鉄道が2019年台風19号から全線復旧するということで、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の撮影地だった久慈市や、製鉄業とラグビーで知られる釜石市を含めた沿線都市の風景を、買ったばかりのX100Vで切り取ってみることに。
カラークロームブルー(COLOR CHROME FX BLUE)+フィルムシミュレーション(Film Simulation)のクラシッククローム(CLASSIC CHROME)・クラシックネガ(Classic Neg.)が良い感じの写真に仕上がると聞いた僕は、この組み合わせを試すことにしました。
目次
1. 写真家ジョナス・ディア・ラスクさんおススメすすめのカラークロームブルー設定
2. 富士フイルムX100Vに合わせて購入したアクセサリー
3. 富士フイルムX100Vを防塵・防滴仕様に
4. 終わりに
写真家ジョナス・ディア・ラスクさんおススメのカラークロームブルー設定
僕がカラークロームブルー+クラシッククローム・クラシックネガの組み合わせを知ったのは、X-Pro3開発に当たり富士フイルムに対してフィードバックを行う等して携わっていたというデンマーク出身の写真家ジョナス・ディア・ラスクさん(Jonas Dyhr Rask)が、自身のウェブサイトで上げていた富士フイルムX100Vに関する投稿記事を読んでのことでした。
Color Chrome Fx Blue saturates and enhances the blue tones of the image. It even color shifts it a little bit towards the teal color. Combined with either Classic Chrome or the new Classic Neg. film simulation it looks AMAZING. Especially since your shadows will often be in a cooler color, it will sometimes look as if you added a slight amount of cross processing to your images. It looks really really good.
(日本語訳)カラークロームブルーは青色トーンの彩度を高めます。その青色は少々ティール方向にも振られます。クラシッククローム若しくは新しいフィルムシミュレーションであるクラシックネガとの組み合わせは素晴らしいと思います。特にシャドウが寒色系の色になっていることで、ほんの少しクロスプロセスを掛けたかのように見えることもあるでしょう。これは本当に本当に素敵です。
引用元
Fujifilm X100V first look preview – The desert island camera|jonasrask|photography(英語)
上記の部分を読んだ時、直感的に「僕もこれを試してみたい」と思い、早速カスタム登録して直ぐに呼び出せるようにしました。
カラークロームブルー+クラシッククローム
先ずはカラークロームブルー+クラシッククロームの作例をご覧下さい!
尚、露出は全てマニュアルで行い、シャッタースピードを1/800~1/200秒と手ブレしない程度に、感度をISO80~500、絞り値を全てF8で設定してあります。
撮影地:岩手県久慈市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
撮影地:岩手県久慈市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:強 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
撮影地:岩手県九戸郡野田村 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシッククローム |
カラークロームブルー+クラシックネガ
続いて、富士フイルムX100Vでカラークロームブルー+クラシックネガで撮った作例をご覧下さい!
こちらの露出設定もカラークロームブルー+クラシッククロームの時と同様のマニュアルにしています。
撮影地:岩手県久慈市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:強 フィルムシミュレーション:クラシックネガ |
撮影地:岩手県九戸郡野田村 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:強 フィルムシミュレーション:クラシックネガ |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:強 フィルムシミュレーション:クラシックネガ |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:弱 フィルムシミュレーション:クラシックネガ |
撮影地:岩手県釜石市 カメラ:富士フイルムX100V カラークロームブルー:強 フィルムシミュレーション:クラシックネガ |
終わりに:好みに応じてカラークロームブルー+各種フィルムシミュレーションのカスタム登録を!
皆さん作例をご覧になってどのように感じたでしょうか?
両方とも空の色がより濃くなって、昔フィルムで撮って現像してもらった時(とは言え僕自身『写ルンです』位の記憶しかありませんが。。。)の写真に似ている気がします。
川の色に変化はあまり感じませんが、沖縄県のような「コバルトブルー」と言われる青にカラークロームブルーを適用して写真を撮るとどうなるのか興味が湧いているところです。
紹介した作例の数が示す通り、三陸鉄道沿線都市の道中では、クラシッククロームがかなり気に入りました。
実はクラシッククロームに関してはシャドウに振り過ぎている印象があって、ここ1年位落ち着いた印象を出したい時はプロネガスタンダード(PRO Neg. STD)で撮っていたのですが、今回の件でクラシッククロームの良さを改めて実感しました!
また、クラシックネガの作例が少なかった理由として、クラシックネガで撮った時の、光が十分に当たっていない森の色を僕があまり好ましく思わなかったところがあります。
でもそれも光の出具合をもう少し細かく読むことで、カラークロームブルー+クラシックネガでも良い感じに仕上がった写真もあるので、そこはこれから数多く撮っていくことで自分なりの感性を更に磨いて行きたいと思います。
カラークロームブルーとフィルムシミュレーションのクラシックネガは、X100Vの他にも、2019年12月から発売されているX-Pro3、そして2020年4月28日にブラック、同年5月下旬にシルバーが発売予定のX-T4にも搭載されますので、それぞれのモデルを既にお持ちの方又はこれから購入予定の方は是非試してみて下さい!
2020年2月新たに購入したコンパクトデジタルカメラ
リンク
リンク
2020年3月現在のメインカメラ
リンク
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今後ともタケオトラベラー並びにTakeographyを宜しくお願い致します!
前回Part 2をまだお読みになっていない方は下のリンクをクリック!
富士フイルムX-Pro3サブカメラとしてX100V購入 Part 2 - X100Vシルバー開封の儀&アダプターリングとプロテクトフィルターで防塵・防滴仕様に
富士フイルムのコンパクトデジタルカメラX100Vシルバーを購入したタケオです(汗)。 X100Vの特長の一つが防塵・防滴仕様ですが、デフォルトでの防塵・防滴仕様はカメラ本体のみで、レンズ部分も含めて防塵・防滴仕様にするには、純正アクセサリーの アダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」の装着が必要とのこと。...
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