2020年、またしても新しくカメラを購入したタケオです(汗)。
僕がメインカメラとして所持している富士フイルムミラーレスカメラX-Proシリーズ(2018年12月~2019年12月:X-Pro2、2019年12月~:X-Pro3)のサブカメラ兼旅行先で気軽に写真を撮れて毎日持ち歩けるカメラとして、2019年6月からリコーGR IIIを使って来ました。
しかし様々な理由からGR IIIは僕には合わないと感じ(今でも優れたコンパクトデジタルカメラだと思ってはいますが)、2020年2月末に発売されたばかりの富士フイルムX100Vを購入!
残念ながらGR III(とXマウント用フジノンレンズ一つ等)をマップカメラに下取りに出しました。
なぜこのような経緯に至ったのかを書きたいと思います。
目次
1. 富士フイルムX100Fを購入しなかった理由
2. 僕にとってリコーGR IIIが合わないと感じた点
3. 富士フイルムX100V購入の理由
4. リコーGR III(とXマウント用フジノンレンズ一つ等)をマップカメラに下取り
2019年6月、下の記事の通り、旅行先で気軽に写真を撮れて毎日持ち歩けるカメラとして、リコーのコンパクトデジタルカメラGR IIIを購入。
その際、2017年2月から販売されている富士フイルムX100F(現在ではX100Vより1世代前のモデル)を何故検討しなかったのか。
その時の考えを思い出しながら書き出してみます。
1. 開放F値での解像度の低さ
X100Fで開放F値であるF2.0で撮った際の特徴が、写真周辺だけでなく中心も解像度が高くないモヤモヤな描写。
X100Fの特長の一つと肯定的に捉える方がいらっしゃるのは承知していますが、僕にとってはいくら何でも解像度が低すぎるという印象でしかありませんでした。
2. 価格の高さ
X-Pro3の前に使っていたX-Pro2について、10万円程度の中古品で手に入れていました。
それから考えると、焦点距離35mm判換算23mmレンズ付きとは言え、発売から2年経っていたにもかかわらず新品でも10万円超え、つまりX-Pro2ボディ中古やGR III新品より少し高めの価格設定だったことに納得が行きませんでした。
3. 携帯性の低さ
これが何よりも一番の理由。
X100Fでも通勤バッグに入ることは入りますが、それでもコンパクトデジタルカメラにしては大きめのサイズだったので、通勤バッグの中の占有率が必要以上に高くなってしまうことが嫌でした。
下のリンクの記事の通り、2019年11月より新たに写真ギャラリーに特化したウェブサイト『Takeography』を立ち上げました。
ここで主に旅行先でのスナップ写真やストリートフォトを纏めて一つのギャラリーとして掲載していく中で、X-Pro3と共にGR IIIを使う上での不満点が露わになって来ました。
その不満点は以下2点です。
1. バッテリー持ちが良くない
リコー公式ウェブサイトによれば、GR IIIの撮影可能枚数は約200枚。
富士フイルムX-Pro2の250枚(消費電力設定:スタンダード、EVF使用時)より少なく、更に最新モデルX-Pro3の370枚(消費電力設定:ノーマルモード、EVF使用時)と比較してしまうと段違いの少なさで、実際に使ってみた感想でも半日も持たない印象でした。
しかもカメラ内RAW現像をしようとなれば更にバッテリーの減りが速くなってしまい、僕にとってGR IIIだけで一つのギャラリーを作成するにはかなりの気力が必要になってしまいました。
2. 富士フイルムミラーレスカメラとの色味の違い
GR IIIだけでギャラリーを作成するのにかなりの気力が要るならば、X-Pro3で撮った写真と混ぜて作成するのはどうか。
ですがここで感じて来たのが、X-Pro3の写真とGR IIIの写真の色味の違い。
色彩について詳しく勉強しているわけではないので個人の抽象的感想になってしまいますが、例えていうならX-Pro3は映画やドラマのワンシーン、GR IIIはファッションや自動車雑誌で使えそう、といった感じ。
一方は感情に訴えかける写真、もう一方はクールな写真に仕上がる印象で、これが一つのギャラリーに入った時に相乗効果よりかは相反する印象を持ってしまったのです。
それではどちらの写真を僕がギャラリーに載せたいかと自答した時の現時点での答えがX-Pro3の写真ということでした。
こうしてリコーGR IIIについて悩んでいた最中に発表された、富士フイルムのコンパクトデジタルカメラX100V。
撮影可能枚数350枚(消費電力設定:ノーマルモード、EVF使用時)とGR IIIより約1.5倍のバッテリーの持ちの良さ、X-Pro3と同じイメージセンサー採用で色味が同じということ以外にも以下が購入の決め手となりました。
1. 開放F値での解像度改善
富士フイルムイメージングプラザ東京で展示されていたX100Vで、開放F値であるF2.0での解像度を背面の液晶画面で確かめても前モデルX100Fより(あくまでも僕にとってですが)改善されているのがわかりました。
2. 防塵・防滴
アダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」の装着を条件としつつも、(防水カメラを除いて)コンパクトデジタルカメラとしては珍しく防塵・防滴に対応したことはかなり驚きましたが、旅行先で多少の雨・雪が降ったり、砂埃が舞ったりしても使えるというのはとても魅力的に感じました。
3. ボディ自体のカッコよさ
X100Vで用意されている2つのカラーバリエーションの内、ボディ天面および底面に採用されているアルミニウムの質感がより出ているシルバーが物凄くカッコよく見えて、既に購入していたX-Pro3と共に、凄く欲しいと思わせるデザインに感じました。
4. マップカメラの下取り10%アップ・買替え応援買取5%UP
X100Vを購入する上での最後のネックが価格。
しかし、マップカメラでの下取り10%アップと、買替え応援として発売日前日の15:00までの予約注文で更に下取り5%アップを併用し、リコーGR IIIと、フジノンレンズXF35mmF1.4 Rが気に入り過ぎて持ち出すことがなくなっていた同XF35mmF2 R WR等を下取りに出すことで、X100V新品価格の約6割の値段、つまり10万円を切る価格で購入出来ました。
※今からでも富士フイルムX100Vが欲しくなった方はこちらからどうぞ!
富士フイルムX100V購入とそれに伴うリコーGR III等の下取りに伴い、初めてマップカメラの下取りサービスを利用することに。
マップカメラへの下取り品発送には、『スムーズ買取』と『クイック買取』の2種類ありますが、僕は集荷業者が自宅に来て下取り品を集荷してくれる『スムーズ買取』を選択。
下取り品として、リコーGR III・フジノンレンズXF35mmF2 R WR・レンズフードLH-XF35-2を梱包・発送しました。
2020年3月2日、マップカメラより下取り品査定の連絡が入り、マップカメラ提示の下取り金額に合意。
そして2020年3月6日、ついにマップカメラより。
富士フイルムX100V到着!
しかし、別途購入していた防塵・防滴仕様にするためのアクセサリー等がこの時点では未到着。
そのため、開封はアクセサリーが全て揃ってからのお楽しみ(汗)。
Part 2へ続く。
僕がメインカメラとして所持している富士フイルムミラーレスカメラX-Proシリーズ(2018年12月~2019年12月:X-Pro2、2019年12月~:X-Pro3)のサブカメラ兼旅行先で気軽に写真を撮れて毎日持ち歩けるカメラとして、2019年6月からリコーGR IIIを使って来ました。
しかし様々な理由からGR IIIは僕には合わないと感じ(今でも優れたコンパクトデジタルカメラだと思ってはいますが)、2020年2月末に発売されたばかりの富士フイルムX100Vを購入!
残念ながらGR III(とXマウント用フジノンレンズ一つ等)をマップカメラに下取りに出しました。
なぜこのような経緯に至ったのかを書きたいと思います。
目次
1. 富士フイルムX100Fを購入しなかった理由
2. 僕にとってリコーGR IIIが合わないと感じた点
3. 富士フイルムX100V購入の理由
4. リコーGR III(とXマウント用フジノンレンズ一つ等)をマップカメラに下取り
富士フイルムX100Fを購入しなかった理由
2019年6月、下の記事の通り、旅行先で気軽に写真を撮れて毎日持ち歩けるカメラとして、リコーのコンパクトデジタルカメラGR IIIを購入。
リコーGR III購入しました! Part 1 - パナソニックLX100M2からリコーGR IIIに乗り換えるまでの経緯
これまで一番カメラにお金を掛けているタケオです(汗)。 富士フイルムミラーレスカメラX-Pro2物凄く気に入っているのですが、海外旅行先での気軽な写真もスマートフォンより良い画質で撮れる、そして毎日の通勤でも持ち歩けるカメラとして、コンパクトデジタルカメラの所持を検討。 ...
その際、2017年2月から販売されている富士フイルムX100F(現在ではX100Vより1世代前のモデル)を何故検討しなかったのか。
その時の考えを思い出しながら書き出してみます。
1. 開放F値での解像度の低さ
X100Fで開放F値であるF2.0で撮った際の特徴が、写真周辺だけでなく中心も解像度が高くないモヤモヤな描写。
X100Fの特長の一つと肯定的に捉える方がいらっしゃるのは承知していますが、僕にとってはいくら何でも解像度が低すぎるという印象でしかありませんでした。
2. 価格の高さ
X-Pro3の前に使っていたX-Pro2について、10万円程度の中古品で手に入れていました。
それから考えると、焦点距離35mm判換算23mmレンズ付きとは言え、発売から2年経っていたにもかかわらず新品でも10万円超え、つまりX-Pro2ボディ中古やGR III新品より少し高めの価格設定だったことに納得が行きませんでした。
3. 携帯性の低さ
これが何よりも一番の理由。
X100Fでも通勤バッグに入ることは入りますが、それでもコンパクトデジタルカメラにしては大きめのサイズだったので、通勤バッグの中の占有率が必要以上に高くなってしまうことが嫌でした。
僕にとってリコーGR IIIが合わないと感じた点
下のリンクの記事の通り、2019年11月より新たに写真ギャラリーに特化したウェブサイト『Takeography』を立ち上げました。
写真ギャラリーウェブサイト『Takeography』を立ち上げました!
写真の持つ力に魅力を感じ始めているタケオです。 この度本ブログに加えまして、僕の撮影した写真に特化したウェブサイト『Takeography』を立ち上げたことをお知らせします!...
ここで主に旅行先でのスナップ写真やストリートフォトを纏めて一つのギャラリーとして掲載していく中で、X-Pro3と共にGR IIIを使う上での不満点が露わになって来ました。
その不満点は以下2点です。
1. バッテリー持ちが良くない
リコー公式ウェブサイトによれば、GR IIIの撮影可能枚数は約200枚。
富士フイルムX-Pro2の250枚(消費電力設定:スタンダード、EVF使用時)より少なく、更に最新モデルX-Pro3の370枚(消費電力設定:ノーマルモード、EVF使用時)と比較してしまうと段違いの少なさで、実際に使ってみた感想でも半日も持たない印象でした。
しかもカメラ内RAW現像をしようとなれば更にバッテリーの減りが速くなってしまい、僕にとってGR IIIだけで一つのギャラリーを作成するにはかなりの気力が必要になってしまいました。
2. 富士フイルムミラーレスカメラとの色味の違い
GR IIIだけでギャラリーを作成するのにかなりの気力が要るならば、X-Pro3で撮った写真と混ぜて作成するのはどうか。
ですがここで感じて来たのが、X-Pro3の写真とGR IIIの写真の色味の違い。
色彩について詳しく勉強しているわけではないので個人の抽象的感想になってしまいますが、例えていうならX-Pro3は映画やドラマのワンシーン、GR IIIはファッションや自動車雑誌で使えそう、といった感じ。
一方は感情に訴えかける写真、もう一方はクールな写真に仕上がる印象で、これが一つのギャラリーに入った時に相乗効果よりかは相反する印象を持ってしまったのです。
それではどちらの写真を僕がギャラリーに載せたいかと自答した時の現時点での答えがX-Pro3の写真ということでした。
2019年7月に台湾南部に位置する高雄の六合夜市にて、リコーGR IIIで撮ったスナップ写真。 リコーGR IIIと言えばハイコントラスト白黒! 僕にとってはクールなモノクロという印象でした。 |
東京モーターショー2019のマツダブースで展示されていたロードスター(ROADSTER)をリコーGR IIIで撮った写真。 イメージコントロールでクロスプロセスを適用させたことで、車の赤色をよりカッコよく際立たせることが出来たように思います。 |
富士フイルムX100V購入の理由
こうしてリコーGR IIIについて悩んでいた最中に発表された、富士フイルムのコンパクトデジタルカメラX100V。
撮影可能枚数350枚(消費電力設定:ノーマルモード、EVF使用時)とGR IIIより約1.5倍のバッテリーの持ちの良さ、X-Pro3と同じイメージセンサー採用で色味が同じということ以外にも以下が購入の決め手となりました。
1. 開放F値での解像度改善
富士フイルムイメージングプラザ東京で展示されていたX100Vで、開放F値であるF2.0での解像度を背面の液晶画面で確かめても前モデルX100Fより(あくまでも僕にとってですが)改善されているのがわかりました。
2. 防塵・防滴
アダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」の装着を条件としつつも、(防水カメラを除いて)コンパクトデジタルカメラとしては珍しく防塵・防滴に対応したことはかなり驚きましたが、旅行先で多少の雨・雪が降ったり、砂埃が舞ったりしても使えるというのはとても魅力的に感じました。
3. ボディ自体のカッコよさ
X100Vで用意されている2つのカラーバリエーションの内、ボディ天面および底面に採用されているアルミニウムの質感がより出ているシルバーが物凄くカッコよく見えて、既に購入していたX-Pro3と共に、凄く欲しいと思わせるデザインに感じました。
4. マップカメラの下取り10%アップ・買替え応援買取5%UP
X100Vを購入する上での最後のネックが価格。
しかし、マップカメラでの下取り10%アップと、買替え応援として発売日前日の15:00までの予約注文で更に下取り5%アップを併用し、リコーGR IIIと、フジノンレンズXF35mmF1.4 Rが気に入り過ぎて持ち出すことがなくなっていた同XF35mmF2 R WR等を下取りに出すことで、X100V新品価格の約6割の値段、つまり10万円を切る価格で購入出来ました。
※今からでも富士フイルムX100Vが欲しくなった方はこちらからどうぞ!
リンク
リンク
リコーGR III(とXマウント用フジノンレンズ一つ等)をマップカメラに下取り
富士フイルムX100V購入とそれに伴うリコーGR III等の下取りに伴い、初めてマップカメラの下取りサービスを利用することに。
マップカメラへの下取り品発送には、『スムーズ買取』と『クイック買取』の2種類ありますが、僕は集荷業者が自宅に来て下取り品を集荷してくれる『スムーズ買取』を選択。
下取り品として、リコーGR III・フジノンレンズXF35mmF2 R WR・レンズフードLH-XF35-2を梱包・発送しました。
2020年2月28日、マップカメラより下取り品送付用のらくらくキット中(24 x 32 x 23cm)が到着! |
マップカメラの下取り品送付用らくらくキット中(24 x 32 x 23cm)には、気泡緩衝材とポリエチレン製緩衝材(緑色)が入っていました。 |
マップカメラの下取り品送付用らくらくキット中に、リコーGR III・フジノンレンズXF35mmF2 R WR・レンズフードLH-XF35-2を梱包。 ギュウギュウでしたが何とか詰め込むことが出来ました。 |
2020年3月1日、下取り品をマップカメラに発送。 さらばリコーGR III! |
2020年3月2日、マップカメラより下取り品査定の連絡が入り、マップカメラ提示の下取り金額に合意。
そして2020年3月6日、ついにマップカメラより。
富士フイルムX100V到着!
しかし、別途購入していた防塵・防滴仕様にするためのアクセサリー等がこの時点では未到着。
そのため、開封はアクセサリーが全て揃ってからのお楽しみ(汗)。
Part 2へ続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿