2019年5月5日、ドイツ3日目に入りました。
宿泊ホテルで朝食を取る前に、ドイツ新緑の春を感じようと路面電車の小さな旅へ。
ヴォルタースドルフ路面電車(Woltersdorfer Straßenbahn)に乗り、ベルリン(Berlin)郊外のブランデンブルク州(Land Brandenburg)ヴォルタースドルフ(Woltersdorf)をぶらり旅です。
ヴォルタースドルフ路面電車について、ドイツの鉄道雑誌路面電車マガジン(STRASSENBAHN MAGAZIN)のウェブ記事を参考に調べてみました。
ヴォルタースドルフ路面電車は、第一次世界大戦前の1913年から運行している長い歴史を誇り、ベルリン東部のトレプトー=ケーペニック区(Bezirk Treptow-Köpenick)に位置する、通勤電車Sバーン(S-Bahn)のラーンスドルフ駅(Rahnsdorf)から、ブランデンブルク州の小さな町ヴォルタースドルフを走り抜け、終点のヴォルタースドルフ水門(Woltersdorf, Schleuse)に至る、総延長たった5.9kmの短い路線だそう。
ヴォルタースドルフ路面電車の運賃は、ゾーン制を採用するベルリン公共交通の料金体系に組み込まれています(ベルリン中心部からA・B・Cと3つのゾーンに分かれています)。
ヴォルタースドルフ路面電車の走るエリアは、ベルリン中心部から一番遠いCゾーンということで、A・B・C全てのゾーンで有効な一日乗車券(Tageskarte)を購入して電車に乗車しました。
時刻は日の出直後の午前6時。
眠い目をこすりながら、ヴォルタースドルフ路面電車始発停留所のある、通勤電車SバーンS3線のラーンスドルフ駅へ向かいました。
通勤電車Sバーンのラーンスドルフ駅に着いたら、ヴォルタース路面電車の始発停留所に向かいます。
看板の奥の方へ進むと。
ついにヴォルタース路面電車車両とご対面!
異常な早起きのせいで寝ぼけていた頭がすっかり覚め(苦笑)、ワクワク気分で午前7時発の路面電車に乗車しました!
ラーンスドルフ駅停留所を出発して路面電車に揺られること20分。
終点のヴォルタースドルフ水門停留所到着!
気持ちよく晴れ渡ったヴォルタースドルフを歩きながら写真撮影しました。
ヴォルタースドルフを、写真を撮りながら歩きまわっていたら、ヴォルタースドルフ水門停留所に着いてから2時間経ってしまいました(汗)。
すっかりお腹が減ったので、宿泊ホテルの朝食バイキングを食べるため、ベルリンに戻ることに。
Part 12へ続く。
前回Part 10をまだお読みになっていない方は下のリンクをクリック!
宿泊ホテルで朝食を取る前に、ドイツ新緑の春を感じようと路面電車の小さな旅へ。
ヴォルタースドルフ路面電車(Woltersdorfer Straßenbahn)に乗り、ベルリン(Berlin)郊外のブランデンブルク州(Land Brandenburg)ヴォルタースドルフ(Woltersdorf)をぶらり旅です。
ヴォルタースドルフ路面電車とは?
ヴォルタースドルフ路面電車について、ドイツの鉄道雑誌路面電車マガジン(STRASSENBAHN MAGAZIN)のウェブ記事を参考に調べてみました。
ヴォルタースドルフ路面電車は、第一次世界大戦前の1913年から運行している長い歴史を誇り、ベルリン東部のトレプトー=ケーペニック区(Bezirk Treptow-Köpenick)に位置する、通勤電車Sバーン(S-Bahn)のラーンスドルフ駅(Rahnsdorf)から、ブランデンブルク州の小さな町ヴォルタースドルフを走り抜け、終点のヴォルタースドルフ水門(Woltersdorf, Schleuse)に至る、総延長たった5.9kmの短い路線だそう。
ヴォルタースドルフ路面電車の運賃は、ゾーン制を採用するベルリン公共交通の料金体系に組み込まれています(ベルリン中心部からA・B・Cと3つのゾーンに分かれています)。
ヴォルタースドルフ路面電車の走るエリアは、ベルリン中心部から一番遠いCゾーンということで、A・B・C全てのゾーンで有効な一日乗車券(Tageskarte)を購入して電車に乗車しました。
ヴォルタースドルフ路面電車路線図をGoogleマップで示してみました。
ベルリン市内は森の中を走行し、ブランデンブルク州ヴォルタースドルフに入って数個の停留所に停車しながら、終点のヴォルタースドルフ水門停留所を目指します。
ベルリン市内は森の中を走行し、ブランデンブルク州ヴォルタースドルフに入って数個の停留所に停車しながら、終点のヴォルタースドルフ水門停留所を目指します。
ヴォルタースドルフ路面電車はベルリン中心部から一番離れたゾーンCを走るので、自動券売機でA・ B・C全てのゾーンで有効の1日乗車券(Tageskarte)を購入しました。 |
通勤電車Sバーンでヴォルタースドルフ路面電車始発停留所へ
時刻は日の出直後の午前6時。
眠い目をこすりながら、ヴォルタースドルフ路面電車始発停留所のある、通勤電車SバーンS3線のラーンスドルフ駅へ向かいました。
ヴォルタースドルフ路面電車始発停留所へは、SバーンS3線Erkner方面行き電車で。 |
ラーンスドルフ駅到着! |
ヴォルタースドルフ路面電車乗車!
通勤電車Sバーンのラーンスドルフ駅に着いたら、ヴォルタース路面電車の始発停留所に向かいます。
S3線ラーンスドルフ駅ホームから階段を下り、写真の「Ausgang Alter Fischerweg」と書いてある左方向へ向かいます。 |
「Strassenbahn nach Woltersdorf-Schleuse」とドイツ語で書かれている看板が目印。 |
看板の奥の方へ進むと。
ついにヴォルタース路面電車車両とご対面!
異常な早起きのせいで寝ぼけていた頭がすっかり覚め(苦笑)、ワクワク気分で午前7時発の路面電車に乗車しました!
ヴォルタースドルフ路面電車で乗車した写真の車両についてウェブで調べた限りでは、旧東ドイツのゴータ車両製造で1959年~1960年にかけて造られたT59というタイプの車両だそう。 |
ヴォルタースドルフ路面電車の車内。 この日の始発電車にもかかわらず、僕以外に3人乗車していました。 |
ヴォルタースドルフ路面電車の車内には、ドイツ語で「ヴォルタースドルフ路面電車は料金ゾーンCを走ります。(Die Woltersdorfer Straßenbahn verkehrt im Tarifbereich C)」としっかり但し書きが貼られています。 |
早朝のヴォルタースドルフ散歩
ラーンスドルフ駅停留所を出発して路面電車に揺られること20分。
終点のヴォルタースドルフ水門停留所到着!
気持ちよく晴れ渡ったヴォルタースドルフを歩きながら写真撮影しました。
ヴォルタースドルフ路面電車終点のヴォルタースドルフ水門停留所。 停留所の待合室には子供たちが描いたと思われる絵がありますが、落書きがされているのが悲しい。。。 |
ヴォルタースドルフ路面電車終点停留所から歩いて直ぐのところにあるヴォルタースドルフ水門。 写真奥の方にフラケン湖(Flakensee)が見えます。 |
早朝の晴れ渡ったフラケン湖(Flakensee)は、風が殆どなく、湖が鏡のように木々や空を綺麗に映し出していました! |
フラケン湖(Flakensee)に住まいを構えていると思われる水鳥達は、早朝から元気に動き回っていました! |
ヴォルタースドルフ路面電車が木々に囲まれた道をのんびり走ります。 |
ヴォルタースドルフ路面電車線路沿いをラーンスドルフ駅方向に歩いていて見つけた、これまたこじんまりとした建物。 ヴォルタースドルフの地区役場らしいです。 いくらヴォルタースドルフが小さな地区とはいえ、これが役場の建物とは! |
恐らくヴォルタースドルフの地区教会、聖ミヒャエル教会(St. Michael Kirche)。 |
ヴォルタースドルフ路面電車の車庫 |
星マークの形がソビエト連邦関連っぽいですが。 |
予想通りキリル文字が刻まれていました。 1941-1945という年代から、第二次世界大戦時ソビエト連邦軍兵士の慰霊碑と思われます。 こんな小さな町にもしっかり建っているんですね。 |
ヴォルタースドルフ路面電車の旅を終えベルリンへ
ヴォルタースドルフを、写真を撮りながら歩きまわっていたら、ヴォルタースドルフ水門停留所に着いてから2時間経ってしまいました(汗)。
すっかりお腹が減ったので、宿泊ホテルの朝食バイキングを食べるため、ベルリンに戻ることに。
気が付けばベルリン広場停留所(Berliner Platz)まで歩いていました。 |
ベルリン広場停留所(Berliner Platz)にもお約束(?)の落書き。。。 |
ベルリン広場停留所(Berliner Platz)からラーンスドルフ駅に戻る路面電車に乗車。 車両に書いてある番号が同じなので、同じ車両が決められた時間ずっと往復しているようです。 |
ラーンスドルフ駅停留所到着! 次回訪れる時もベルリン中心部とは違ったのんびり感が保たれているといいな! |
通勤電車Sバーンのラーンスドルフ駅からS3線に乗って、ベルリン中心部に戻りました。 |
Part 12へ続く。
前回Part 10をまだお読みになっていない方は下のリンクをクリック!
デンマーク・スウェーデン・ドイツの旅 Part 10-ハンブルクからICEでベルリンへ、ピエール・ブーレーズホールでダニエル・バレンボイムピアノソロコンサート鑑賞!
4年前ベルリン(Berlin)滞在時に同じ語学学校に通っていた日本人女性とはハンブルク(Hamburg)でお別れし、僕は1年ぶりに大好きなベルリンへ。 ドイツ高速鉄道ICEでベルリンに到着、これまた1年ぶりの室内楽コンサートホール、ピエール・ブーレーズホール(Pierre Boulez Saal)で巨匠ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)のピアノソロコンサート鑑賞です!
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