前回Part 10はこちら
2018年5月5日の夜は、今回の旅行の一番のハイライト!
2017年3月4日にオープンした室内楽専用ホール、ピエール・ブーレーズホール(Pierre Boulez Saal)で、室内楽コンサートを鑑賞しました!
ピエール・ブーレーズホールは、ピアニスト・指揮者として活躍しているアルゼンチン生まれユダヤ人のダニエル・バレンボイム氏(Daniel Barenboim)が2012年に設立したバレンボイム・サイードアカデミー(Barenboim-Said Akademie)を運営元として建設された室内楽専用ホールです。
クラシック音楽好き、そしてベルリン好きの僕としては今回の旅行で是非とも訪ねたい場所でした。
ピエール・ブーレーズホールは、地下鉄(U-Bahn)U6線フランス通り駅(Französische Straße)からフランス通りに沿って真っ直ぐ歩くのが一番わかりやすいです。
フランス通りを歩いていくと。
ピエール・ブーレーズホール到着!
外観からはホールに見えないので、「これが本当にホール?」と一瞬不安に思ってしまいましたが、入口にこのホールの運営元であるバレンボイム・サイードアカデミーの文字が見つかったので、通り過ぎることなく辿り着けました。
夜7時のコンサート開演まであと20分。
いよいよピエール・ブーレーズホールに入りました。
ピエール・ブーレーズホール2018年5月5日のプログラムは、全てヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)作曲ヴァイオリンソナタで構成されました。
因みにドイツ語のプログラムには、「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(Sonate für Violine und Klavier)」と表記されていました。
全て初めて聴く曲だったので、聴きどころがわからないまま終わってしまったのが正直なところです(事前にどんな曲なのか予習しておいた方が良かったかな。。。)。
しかし、ホール自体の感想としては、客席が円形になっているからか、どの席からも比較的舞台との距離が近く保たれていて、音の反響が素晴らしかったように思います!
更に、客先が円形になっていることでのもう一つの面白味として、他の観客と一緒の空間や時を共有している感覚が一層強く感じられたことです。
演奏者の演奏の音色だけでなく、他の観客の息遣いも含めて一つの演奏会として成り立っている感覚が凄く新鮮でした!
ピエール・ブーレーズホールの音響設計は日本人の豊田泰久氏という方が担当されたそうなのですが、室内楽専用ホールとして考え抜かれた設計だと感じました。
チケットの予約はピエール・ブーレーズホール公式ウェブサイトから可能ですので(残念ながら日本語版はありません)、皆さんもベルリンを訪れる際は、演奏者の息遣いが間近に感じられるこのピエール・ブーレーズホールで、コンサートを聴いてみてはいかがでしょうか。?
ベルリンでのクラシック音楽鑑賞については、こちらの書籍もご参考に!
2018年5月5日の夜は、今回の旅行の一番のハイライト!
2017年3月4日にオープンした室内楽専用ホール、ピエール・ブーレーズホール(Pierre Boulez Saal)で、室内楽コンサートを鑑賞しました!
ピエール・ブーレーズホールとは?
ピエール・ブーレーズホールは、ピアニスト・指揮者として活躍しているアルゼンチン生まれユダヤ人のダニエル・バレンボイム氏(Daniel Barenboim)が2012年に設立したバレンボイム・サイードアカデミー(Barenboim-Said Akademie)を運営元として建設された室内楽専用ホールです。
クラシック音楽好き、そしてベルリン好きの僕としては今回の旅行で是非とも訪ねたい場所でした。
ピエール・ブーレーズホールに到着
ピエール・ブーレーズホールは、地下鉄(U-Bahn)U6線フランス通り駅(Französische Straße)からフランス通りに沿って真っ直ぐ歩くのが一番わかりやすいです。
フランス通りを歩いていくと。
ピエール・ブーレーズホール到着!
外観からはホールに見えないので、「これが本当にホール?」と一瞬不安に思ってしまいましたが、入口にこのホールの運営元であるバレンボイム・サイードアカデミーの文字が見つかったので、通り過ぎることなく辿り着けました。
ピエール・ブーレーズホールの入口には、バレンボイム・サイードアカデミー(BARENBOIM-SAID AKADEMIE)の文字が刻まれています。 |
ピエール・ブーレーズホールに入った!
夜7時のコンサート開演まであと20分。
いよいよピエール・ブーレーズホールに入りました。
ピエール・ブーレーズホールを入って直ぐ左横がホールという近さ! |
ピエール・ブーレーズホール1階一番奥には、クリスティン・マイスナー(Christine Meisner)という芸術家の作品『Rivers and Rights』が展示されています。 |
ピエール・ブーレーズホール1階左側では、軽食及びドリンクを注文出来ます。 |
ピエール・ブーレーズホールは吹き抜けの構造となっていて、開放感たっぷり! |
ピエール・ブーレーズホール2階~4階には、ダニエル・バレンボイムが首席指揮者を務めるウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ(West-Eastern Divan Orchestra)やバレンボイム・サイードアカデミーのこれまでの歩みが紹介されています。 |
ピエール・ブーレーズホールで聴いた感想
ピエール・ブーレーズホール2018年5月5日のプログラムは、全てヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)作曲ヴァイオリンソナタで構成されました。
因みにドイツ語のプログラムには、「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(Sonate für Violine und Klavier)」と表記されていました。
ヴァイオリンソナタ第25番ト長調 ケッヘル番号301
ヴァイオリンソナタ第26番変ホ長調 ケッヘル番号302
(休憩)
ヴァイオリンソナタ第24番ハ長調 ケッヘル番号296
ヴァイオリンソナタ第40番変ロ長調 ケッヘル番号454
ヴァイオリン:ルノー・カピュソン(Renaud Capuçon)
ピアノ :キット・アームストロング(Kit Armstrong)
2018年5月5日ピエール・ブーレーズホールでの室内楽演奏会プログラム |
全て初めて聴く曲だったので、聴きどころがわからないまま終わってしまったのが正直なところです(事前にどんな曲なのか予習しておいた方が良かったかな。。。)。
しかし、ホール自体の感想としては、客席が円形になっているからか、どの席からも比較的舞台との距離が近く保たれていて、音の反響が素晴らしかったように思います!
更に、客先が円形になっていることでのもう一つの面白味として、他の観客と一緒の空間や時を共有している感覚が一層強く感じられたことです。
演奏者の演奏の音色だけでなく、他の観客の息遣いも含めて一つの演奏会として成り立っている感覚が凄く新鮮でした!
ピエール・ブーレーズホールの音響設計は日本人の豊田泰久氏という方が担当されたそうなのですが、室内楽専用ホールとして考え抜かれた設計だと感じました。
チケットの予約はピエール・ブーレーズホール公式ウェブサイトから可能ですので(残念ながら日本語版はありません)、皆さんもベルリンを訪れる際は、演奏者の息遣いが間近に感じられるこのピエール・ブーレーズホールで、コンサートを聴いてみてはいかがでしょうか。?
Part 12へ続く。
ベルリンでのクラシック音楽鑑賞については、こちらの書籍もご参考に!
0 件のコメント:
コメントを投稿