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2018/03/24

ロシア・モスクワ旅行 Part 17-ロシア国立歴史博物館「狂騒曲」

前回Part 16はこちら
聖ワシリイ大聖堂 (Храм Василия Блаженного, Cathedral of St. Basil the Blessed) を見学後は、Part 14にて博物館手前で行く手を阻まれたロシア国立歴史博物館 (Государственный исторический музей, State Historical Museum) の中に入ることが出来たのですが。。。


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ロシア国立歴史博物館はインターネットでの観覧チケット引換券事前購入がおススメ


赤の広場 (Красная площадь, Red Square) での昼飯はスキップし、ロシア国立歴史博物館へ。

ロシア国立歴史博物館の入口は赤の広場から見て右側にありました。



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ロシア国立歴史博物館




しかし、博物館の入口に近づいてみると。




うわーっ、例によってまたも行列だ!!


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ここも聖ワシリイ大聖堂の時のように、観覧チケット引換券専用の窓口がないだろうか探索。

しかしどこにもそういった専用入口が見当たらず、仕方なく近くのコワモテ(笑)職員に印刷しておいたチケット引換券を差し出してみると。




何と通してくれた!


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写真でも他の訪問者が同じようなことをしているのがおわかりかと思います。

ロシア国立歴史博物館も、訪問日を決めている場合は事前にウェブサイトで観覧チケット引換券を申し込むことをおススメします!


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チケットオフィスで、インターネットで印刷しておいた観覧チケット引換券を差し出すと、観覧券をもらえます。




ロシア国立歴史博物館のクロークで。。。


チケットオフィスで無事観覧券を入手。

意気揚々と展示場所へ向かおうとしたところ。

博物館職員:「XXXX.」(ロシア語)
僕    :「はい?」(英語)
博物館職員:「XXXX!」(ロシア語)
僕    :「何ですか?」(英語)
博物館職員:「XXXX!!!!」(ロシア語)
僕    :「だから何て仰ってるんですか!?」(英語)



いや、50代と思しき彼女の仕草から、「コートはクロークに預けて下さい」と言っていたことは想像出来たのですが。

でもしかし。




coatすら言えない、しかもロシア語をわからないにも関わらず平気でロシア語で返してくるって。。。




クロークは2つ窓口があったのですが、その内の1つに行ってみたところ。


博物館職員:「XXXX.」(ロシア語)
僕    :「はい?」(英語)
博物館職員:「XXXX!」(ロシア語)
僕    :「何ですか?」(英語)
博物館職員:「XXXX!!!!」(ロシア語)
僕    :「だから何て仰ってるんですか!?」(英語)



60代と思しき彼女の仕草から、「ここはいっぱいだからもう一つのクロークに預けてちょうだい!」と言っていたことは想像出来たのですが。




彼女の表情が、僕からはどうしても「何で私の言っていることが理解できないの?」と言いたげな風にしか見えなかった。。。



世界はロシアだけで回っているわけではないのに。。。

彼女の頭の中では「ロシア語至上主義」がインプットされてしまっているのでしょうか。。。

一方で彼らが西欧やアメリカ合衆国へ旅行する際には、もしかしたら「英語至上主義」に苦労するのかも知れませんが。





ロシア国立歴史博物館の展示記述はロシア語しかない箇所が半数ほど


他方のクロークにコートを預けて、残った気力を振り絞って(苦笑)ロシア国立歴史博物館の展示室に入りました。

この博物館では、ロシアの古代から現代までの歴史が、出土品や資料を中心とした展示物を通じて紹介されていて、興味深そうなものが多くありましたが。






展示物の詳細な説明が、何せロシア語しかない記述箇所が結構多くて、何が何だか。。。




実際の展示物や記述中の数字を見れば推測がつくことはつくのですが、期待の半分くらいしか楽しめなかったのが正直なところ。

ただ僕が訪れた時は、博物館の最上階でたまたまコサック (Козаки, Cossack) に関する特別展が開催されていて、そこの展示には英語の説明もあって学びながら楽しめたのが救いでした。



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石器の鋭い形から想像するに、新石器時代の遺跡?





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土器・石器に加えて、青銅器が登場しました!




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何世紀かわかりませんが、今のウクライナやベラルーシに当たる地域の地図。




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13世紀前半頃と思われるユーラシア大陸地図。
日本も描かれていますが、北海道は開拓前のため日本の領土としては示されていません。




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13世紀に元がアジア・東ヨーロッパを席捲したことを示す絵?





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説明から解読してみるに、17世紀中頃のウクライナとその周辺の地図のようです。




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モスクワが栄えていた中世後期の頃に作られたという、金で出来た器の数々!




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18世紀~20世紀初頭製造の刀たち。
ロシア国内製造だけでなく、ドイツで製造されたものも含まれていました。




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ロシア国立歴史博物館最上階で、近代のコサックの歴史を取り扱う特別展が開かれていました。




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サンクトペテルブルク (Санкт-Петербур, St. Peterburg) の冬宮殿 (Зимний дворец, Winter Palace) で警備員として雇われていたらしいコサックの様子を描いた絵





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1896年に現在のクラスノダール (Краснодар, Krasnodar) 、当時のエカテリノダール (Екатеринодар Ekaterinodar) で撮影されたというコサックの写真




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赤い旗の中にレーニン (Ленин, Lenin) とスターリン (Сталин, Stalin) が描かれているのはわかりました。
コサックの特別展で展示されていた理由はわからず仕舞いですが。。。






ロシア国立歴史博物館観覧チケット引換券予約ページ(ロシア語)


http://tickets.shm.ru/ru#place=82

※僕はGoogle翻訳で英語に直してから、チケット引換券を予約しました。
開館日程・時間も調べることが出来ます。
観覧日を指定して予約することになります。


観覧料


400ルーブル(約800円)





ロシア国立歴史博物館周辺地図









Part 18へ続く。




ロシア旅行についてはこちらの書籍もご参考に!

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