前回Part 9はこちら
2018年元日午前中にコローメンスコエの主の昇天教会 (Церковь Вознесения в Коломенском, Church of the Ascension Kolomenskoye) を歩いて、思ったより疲れが来てしまいました。
しかし、午後はクレムリン (Кремль, Kremlin) 内にある3つのロシア正教会大聖堂への入場チケットをウェブサイトから予約済み。
ということで、モスクワで一番のランドマークであるユネスコ世界遺産登録地に入場しようとしましたが、そこで予想外の右往左往をしてしまう羽目になるとは。。。
事前に地図アプリで調べたら、クレムリンへはモスクワ地下鉄1号線レーニン図書館駅 (Библиотека им. Ленина, Biblioteka im. Lenina) から行くのが良さそう。
ということで レーニン図書館駅からモスクワ随一の観光名所へ入ることにしました。
僕はモスクワに来る前にクレムリンの公式ウェブサイトから日にち指定でロシア正教会大聖堂への入場を予約していました。
その時に表示されたドキュメントを電子チケットだと思い、入場ゲートにいた係員に見せたのですが。
「これはチケットじゃない、チケットカウンターで引き換えて下さい!」
ええええ、何じゃそりゃ~。。。
でも確かにプリントアウトしたドキュメントをよく見てみたらちゃんとそう書いてありました。。。
なのでクレムリン公式ウェブサイトから予約出来るのは入場チケットの引換券ということになります。
そこでチケットカウンターに行ってみると。
うわっ、すごい行列なんだけど。
これじゃ事前予約する意味あるのか?
しかし、他にチケットカウンターに通ずる列が見当たらないので、これはもう並ぶしかありません。
やっとカウンターまで辿り着いたのですが。
「引き換えのカウンターは別になります、そこで並んでください!」
おい、どんだけ振り回されるんだよ~。。。
やみくもに列に並んでしまっていたなので気付きませんでしたが、中にあった案内板に、11~13番カウンターが直接購入、通路を挟んで反対にある6~8番カウンターが事前購入の引き換えとありました。
ただ、何故このような案内がチケットカウンター入口等にないのでしょうか。
正直言って、かなりの観光客が訪れる観光名所にもかかわらず、案内が非常に不十分な印象。
そして列に並び始めてから実に40分。
やっとクレムリン入場チケット引き換えに成功!
やっとクレムリンに入場出来そうだとの安堵感と共に、チケットカウンター入口から見て左方向にある出口から出たのですが。
あれっ、ってことはここから入れば全然待たずに引き換えられたってことじゃないか!
なんて時間の無駄だ。
やっぱり案内が全然不十分だ。。。
冷静に考えてみれば、事前に引換券を公式ウェブサイトからダウンロード出来るということは、当日購入とは別のカウンターがあって然るべきなのですが。
どうチケットオフィス入口付近を見回しても、表向きには「Ticket Office」しか書いていなく、引換券購入者が行くべき場所がわかりずらい状況でした。
これはただちに改善するべき事項だとクレームを上げたところではあります。
まあとやかく言っても仕方ないですし、チケットに引き換えることは出来たので、急いでクレムリンに入りました。
モスクワ地下鉄1号線レーニン図書館駅を出てから実に1時間20分。
かなり右往左往してしまって時間を無駄にしてしまいましたが、ともかくクレムリンの中へ入れただけでも良しとしないといけないようです。
更に奥へ進んでいくと。
おお、正教会大聖堂がずらり!
写真一番手前が生神女就寝大聖堂 (Успенский собор, Dormition Cathedral) 、同一番奥が生神女福音大聖堂 (Благовещенский собор, Annuciation Cathedral) 、同左側に見えるのが天使首ミハイル大聖堂 (Архангельский собор, Archangel Cathedral) になります。
以前は大聖堂だけあって宗教儀式が行われていたようですが、現在は3つとも博物館になっていて、キリスト教信者でなくとも入ることが出来るということで、時間の許す限り3つ全て中に入ってみました。
聖堂に入場する際は、チケットカウンターで引き換えたチケットを係員に見せて入場します。
残念ながら寺院内の撮影は禁止なので写真は外観だけですが、実際には3つの正教会大聖堂を約1時間掛けて回りました。
※参考リンク
モスクワのクレムリンと赤の広場|ユネスコ
アクセス
モスクワ地下鉄1号線レーニン図書館駅から徒歩約15分
開館時間
5月15日~9月30日:10:00~18:00
10月1日~5月14日:10:00~17:00
(但し、僕が入場した元日は12:00からの開場でした。)
休館日
木曜日
※年末年始特別休暇有
料金
500ルーブル(約1,000円)
※同じクレムリン内にある武器庫 (Оружейная палата, Armoury Chamber) は別途700ルーブル(約1,400円)
ウェブサイト(英語)
https://www.kreml.ru/en-Us/museums-moscow-kremlin/
※チケット引換券予約ページ(日にち・時間指定)
https://tickets.kreml.ru/en/#id=1
クレムリン内のロシア正教会聖堂を満喫した後は、赤の広場 (Красная площадь, Red Square) のある方向へクレムリンを抜けます。
コンスタンチノ=エレニンスカヤ塔を抜けると。
おおっ、ついに念願の赤の広場だ!
といっても百貨店グム (ГУМ) のイルミネーションが目立ちすぎて、広場自体の存在感が若干薄い気がしてしまいましたが。。。
広場では年始だからか屋台や遊具があり、さながらテーマパークと化していました。
そして広場の向こう側では、休業にもかかわらず最大級百貨店グム (ГУМ, GUM) が、曇り空を明るく照らすかのようにイルミネーションが光り輝いていました。
Part 11へ続く。
モスクワの世界遺産に関しては、下記の書籍・DVDもご参考に!
2018年元日午前中にコローメンスコエの主の昇天教会 (Церковь Вознесения в Коломенском, Church of the Ascension Kolomenskoye) を歩いて、思ったより疲れが来てしまいました。
しかし、午後はクレムリン (Кремль, Kremlin) 内にある3つのロシア正教会大聖堂への入場チケットをウェブサイトから予約済み。
ということで、モスクワで一番のランドマークであるユネスコ世界遺産登録地に入場しようとしましたが、そこで予想外の右往左往をしてしまう羽目になるとは。。。
レーニン図書館駅からアレクサンドロフ庭園へ入るも。。。
事前に地図アプリで調べたら、クレムリンへはモスクワ地下鉄1号線レーニン図書館駅 (Библиотека им. Ленина, Biblioteka im. Lenina) から行くのが良さそう。
ということで レーニン図書館駅からモスクワ随一の観光名所へ入ることにしました。
モスクワ地下鉄レーニン図書館駅 |
読み方がわからない(苦笑)3行のキリル文字がある方向に進んで、突き当りの左側にある階段を上がると。 |
クレムリンのトロイツカヤ塔が見えました! |
クレムリン手前のアレクサンドロフスキー庭園 (Александровский сад, Alexander Garden) に入るだけなのに警察官。。。 |
クレムリンに入るには、写真右方向に進んで下をくぐり抜けます。 最初逆の方向に歩いてしまって、ちょっとロス。。。 |
クレムリン公式ウェブサイトから予約出来るのは?
僕はモスクワに来る前にクレムリンの公式ウェブサイトから日にち指定でロシア正教会大聖堂への入場を予約していました。
その時に表示されたドキュメントを電子チケットだと思い、入場ゲートにいた係員に見せたのですが。
「これはチケットじゃない、チケットカウンターで引き換えて下さい!」
ええええ、何じゃそりゃ~。。。
でも確かにプリントアウトしたドキュメントをよく見てみたらちゃんとそう書いてありました。。。
なのでクレムリン公式ウェブサイトから予約出来るのは入場チケットの引換券ということになります。
そこでチケットカウンターに行ってみると。
うわっ、すごい行列なんだけど。
これじゃ事前予約する意味あるのか?
しかし、他にチケットカウンターに通ずる列が見当たらないので、これはもう並ぶしかありません。
クレムリンチケットカウンターの列に並び始めてからここまでで約25分掛かりました。。。 |
やっとカウンターまで辿り着いたのですが。
「引き換えのカウンターは別になります、そこで並んでください!」
おい、どんだけ振り回されるんだよ~。。。
やみくもに列に並んでしまっていたなので気付きませんでしたが、中にあった案内板に、11~13番カウンターが直接購入、通路を挟んで反対にある6~8番カウンターが事前購入の引き換えとありました。
ただ、何故このような案内がチケットカウンター入口等にないのでしょうか。
正直言って、かなりの観光客が訪れる観光名所にもかかわらず、案内が非常に不十分な印象。
そして列に並び始めてから実に40分。
やっとクレムリン入場チケット引き換えに成功!
やっとクレムリンに入場出来そうだとの安堵感と共に、チケットカウンター入口から見て左方向にある出口から出たのですが。
あれっ、ってことはここから入れば全然待たずに引き換えられたってことじゃないか!
なんて時間の無駄だ。
やっぱり案内が全然不十分だ。。。
冷静に考えてみれば、事前に引換券を公式ウェブサイトからダウンロード出来るということは、当日購入とは別のカウンターがあって然るべきなのですが。
どうチケットオフィス入口付近を見回しても、表向きには「Ticket Office」しか書いていなく、引換券購入者が行くべき場所がわかりずらい状況でした。
これはただちに改善するべき事項だとクレームを上げたところではあります。
まあとやかく言っても仕方ないですし、チケットに引き換えることは出来たので、急いでクレムリンに入りました。
先ほど止められたゲートと手荷物検査を通過し、クレムリンにやっとのことで入場! |
クレムリン内にある宮殿・正教会大聖堂をじっくり見学!
モスクワ地下鉄1号線レーニン図書館駅を出てから実に1時間20分。
かなり右往左往してしまって時間を無駄にしてしまいましたが、ともかくクレムリンの中へ入れただけでも良しとしないといけないようです。
撮影した時は何の建物なのかわかっていませんでしたが、国立クレムリン宮殿 (Государственный Кремлёвский Дворец, State Kremlin Palace) という建物らしいです。 クレムリン内にしては数少ない現代風。 |
更に奥へ進んでいくと。
おお、正教会大聖堂がずらり!
写真一番手前が生神女就寝大聖堂 (Успенский собор, Dormition Cathedral) 、同一番奥が生神女福音大聖堂 (Благовещенский собор, Annuciation Cathedral) 、同左側に見えるのが天使首ミハイル大聖堂 (Архангельский собор, Archangel Cathedral) になります。
以前は大聖堂だけあって宗教儀式が行われていたようですが、現在は3つとも博物館になっていて、キリスト教信者でなくとも入ることが出来るということで、時間の許す限り3つ全て中に入ってみました。
聖堂に入場する際は、チケットカウンターで引き換えたチケットを係員に見せて入場します。
残念ながら寺院内の撮影は禁止なので写真は外観だけですが、実際には3つの正教会大聖堂を約1時間掛けて回りました。
※参考リンク
モスクワのクレムリンと赤の広場|ユネスコ
クレムリンの生神女就寝大聖堂。 中にあったパンフレットによれば、1475年~1479年に掛けてイタリア人建築家アリストテレ・フィオラヴァンティ (Aristotele Fioravanti) によって建てられ、主にロシア皇族の結婚式が行われていたそう。 |
クレムリンの生神女福音大聖堂。 中にあったパンフレットによれば、ロシア人建築家達によって1484年~1489年に掛けて建てられ、主にロシア皇族内の宗教的儀礼に使われたそう。 |
クレムリンの生神女福音大聖堂入口の絵にはカビが生えてしまっているようですが、それでも神聖さがひしひしと伝わってきます。 |
クレムリンの天使首ミハイル大聖堂。 パンフレットによれば、イタリア人建築家アレヴィツ・ノヴィ (Aleviz Novi) によって1505年~1508年に掛けて建てられたそう。 他の大聖堂と同様にイコン(聖画)が多数掲げられている他、歴代ロシア皇族の墓が納められているのが特徴。 |
クレムリンの天使首ミハイル大聖堂入口にあった絵。 荘厳さを感じさせます。 |
クレムリンの敷地内にある巨大な鐘 |
これまたクレムリンの敷地内にある巨大な大砲。 見た目だけでも迫力満点です。 |
クレムリン内ロシア正教会聖堂訪問ガイド
アクセス
モスクワ地下鉄1号線レーニン図書館駅から徒歩約15分
開館時間
5月15日~9月30日:10:00~18:00
10月1日~5月14日:10:00~17:00
(但し、僕が入場した元日は12:00からの開場でした。)
休館日
木曜日
※年末年始特別休暇有
料金
500ルーブル(約1,000円)
※同じクレムリン内にある武器庫 (Оружейная палата, Armoury Chamber) は別途700ルーブル(約1,400円)
ウェブサイト(英語)
https://www.kreml.ru/en-Us/museums-moscow-kremlin/
※チケット引換券予約ページ(日にち・時間指定)
https://tickets.kreml.ru/en/#id=1
クレムリンを抜けて赤の広場へ下っていくと!?
クレムリン内のロシア正教会聖堂を満喫した後は、赤の広場 (Красная площадь, Red Square) のある方向へクレムリンを抜けます。
ロシア連邦大統領府を見ながら、写真右側に見えるコンスタンチノ=エレニンスカヤ塔を抜けます。 |
コンスタンチノ=エレニンスカヤ塔を抜けると。
おおっ、ついに念願の赤の広場だ!
といっても百貨店グム (ГУМ) のイルミネーションが目立ちすぎて、広場自体の存在感が若干薄い気がしてしまいましたが。。。
広場では年始だからか屋台や遊具があり、さながらテーマパークと化していました。
そして広場の向こう側では、休業にもかかわらず最大級百貨店グム (ГУМ, GUM) が、曇り空を明るく照らすかのようにイルミネーションが光り輝いていました。
赤の広場「テーマパーク」入口! 左側は「グム」と書いてありそうですが、右側はわかりません。。。 |
2018年新年早々男だけで赤の広場に集合! |
赤の広場で特設の空中回転ブランコ! |
特設の空中回転ブランコらしく(?)結構スピード出てました(汗)。 |
お休みにもかかわらずイルミネーションが光り輝く、2018年元日の百貨店グム |
百貨店グムはやってないけど記念撮影! |
Part 11へ続く。
モスクワの世界遺産に関しては、下記の書籍・DVDもご参考に!
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