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2017/06/02

インド・ムンバイ旅行 Part 7-屋外洗濯場のある駅から、ハンパない混雑で知られるムンバイ近郊鉄道に乗ってみた!

前回Part 6はこちら


日本、特に大都市圏の通勤時間の混雑も異常ではありますが、ムンバイの足としてムンバイ市民に利用されているムンバイ近郊鉄道(Mumbai Suburban Railway)はそれをも超えるとのこと。

でも歩いて回るだけでは流石に疲れるので、体験という意味でも乗車してみることにしたのですが、果たしてその実情は!?
























ムンバイのドービー・ガート(屋外洗濯場


ハッジ・アリー廟(Haji Ali Dargah)から蒸し暑い中歩いて辿り着いたのが、ムンバイ近郊鉄道西線(Western Line)のマハラクシュミ駅(Mahalaxmi)。

鉄道に乗るために駅に入ろうとすると、日本では見たことのないような光景が目の前に広がりました!




これはドービー・ガート(Dhobi Ghat)と呼ばれている屋外洗濯場ですが、ここマハラクシュミ駅近くのドービー・ガートはムンバイでも最大級みたいです

家庭用洗濯機が普及している中でも、年間何と1億ルピー(約2億円)を売り上げているとのこと。

この洗濯場をよく見てみると、実際に働いている人の姿も見ることが出来ました。

因みにドービーはカースト制度上での洗濯人、ガートは川や運河の土手を意味するとのことで、こうした屋外洗濯場ドービー・ガートの光景がカースト制度の一端を表していることを考えると、とても複雑な気持ちになりました。

尚、ここのドービー・ガートを舞台にしたインド映画もあるそうですよ。




※参考リンク
ザ・タイムズ・オブ・インディア2017年2月26日配信「知っていましたか?ムンバイのドービー・ガートが今でも年間1億ルピー稼いでいることを(Did you know Mumbai's Dhobi Ghat still makes Rs 100 crore a year?)」
ドービーの意味|オックスフォード大学英英辞典(英語)





マハラクシュミ駅近くドービー・ガートの位置



ムンバイ近郊鉄道に乗車!


こうしてドービー・ガートを見ていると、横で走っているムンバイ近郊鉄道の電車を見ることが出来たのですが。

ドアが開きっぱなし、しかもドア付近に人が!
















というわけで、相当の覚悟を持って(苦笑)、マハラクシュミ駅からいよいよインド近郊鉄道に乗車することに。


ムンバイ近郊鉄道マハラクシュミ駅


駅に入ってみると券売所があり、そこできっぷを購入する必要がありました。

1等車(First Class)と2等車(Second Class)が選べたのですが、先ほどの電車を見て、混んでいるのは2等車だろうと予測し、1等車のきっぷを購入。

1等車とは言え、運賃は50ルピー(約100円)と日本と比べれば非常に安い!

2等車になると5ルピー(約10円)なので激安レベル!


ムンバイ近郊鉄道マハラクシュミ駅の券売所


マハラクシュミ駅のホームに降りて、いよいよ1等車に乗車!




あれっ、混んでいるどころか全然座れたんですけど(笑)。






















でも同じ車両にある向こう側2等車の部分も見てみると、確かに非常に混んでいる様子ではありました。



ムンバイ近郊鉄道に乗ってみて感じたこととおススメポイント


僕がムンバイ近郊鉄道に乗車したのは午後4時前後でしたが、言われている程ギュウギュウにに混んでいるという感じではありませんでした。

それでも非常に蒸し暑い中で人が多いこと、扇風機しか効いていない車内では不便に感じることと、防犯の観点も込めて、1等車に乗ることをおススメします!

それと、等級に関わらず、ムンバイ近郊鉄道の電車には、ドア付近に「LADIES ONLY」と記されている女性専用車両が数両程付いています。

それ以外の車両には基本男性しか乗っていませんので、女性の方は1等車の女性専用車両に乗車する方が安心です。

それにしても、ドアが開きっぱなしなのは非常に危険だと思うのですが、若しかして車内の風通しを良くするためなんでしょうか?

それと非常に危険なのにもかかわらず、ムンバイの乗客は何故ドアの傍に立つんでしょうか?


ムンバイ近郊鉄道西線1等車の車内


Part 8へ続く。



インド旅行に関しては、下記の書籍もご参考に!

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