前回Part 9はこちら
2017年5月5日、ムンバイ3日目に入りました。
インド・ムンバイ旅行 Part3の通り、前日午前中にチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(Chhattrapati Shivaji Terminus)で購入したきっぷで、寝台列車に乗車することに。
日帰りではありますが、インドでの鉄道の旅の始まりです!
僕の乗るインド鉄道(Indian Railways)中部鉄道(Central Railway)運行の寝台列車・バンガロール(Bengaluru)行きウダヤン急行(Udyan Express)が8時5分発ということで、7時開始のホテルの食事を急いで食べ終えて、チャトラパティ・シヴァージ・ターミナスへ。
何とか出発予定時刻の10分前に駅に着いたのですが、僕の乗る寝台列車の発車する18番線ホームまではかなり遠かった。
それでも何故か(でも外国ではよく遭遇することですが)発車が20分位遅れたので、結局はそこまで急ぐ必要はなかったのですが。。。
今回乗車した2等寝台車は、上下2段式の寝台で扇風機付きの車両でした。
数年前まで日本に存在した寝台列車、通称ブルートレインで言えば、2段式B寝台に相当するかと思います。
座席配置としては、進行方向左側は車両に対して平行に、右側は車両に対して垂直に寝台が配置されていました。
平行配置の方は上下段1人ずつ、垂直配置の方は上下段2人ずつの利用ではありますが、昼間は寝台を起こして座席として利用可能(寝台平行配置の方は下段に2人、寝台垂直配置の方は下段に計6人程)なため、特に昼間は指定された座席はあまり関係がなくなってしまうのが現状です。
ムンバイを出発して1時間程のところでムンバイの都市圏を抜け出し、住宅がまばらになり、小高い山が多く見えました。
車内と窓からの様子を撮っていたら、小さな男の子が僕に近づいて来て「どこから来たの?」と英語で尋ねてきました。
僕が「日本人だよ」と答えると、両親のものと思われるスマートフォンの通訳機能で日本語の挨拶のことばを聞かせてくれて(何の言葉だったかは忘れてしまいましたが)、僕が驚いた表情をすると、とても嬉しそうにしていました。
子どもの反応から想像するに、インドの人にとって日本人はやはり遠くの国という印象が強いようでした。
後でこの子の父親と少しだけ話したのですが、妻と子ども3人の家族で、この列車の終点バンガロールまで旅行するとのこと。
今振り返ると、この家族にとって素晴らしい旅だったことを願うばかりです!
ムンバイ出発から3時間半になってようやくプネ(Pune)郊外の街に入り、約3時間50分後の12時10分、定刻より約30分遅れてプネ・ジャンクション駅(Pune Junction)に到着しました!
Part 11へ続く。
インドでの鉄道旅行に関しては、下記の書籍もご参考に!
2017年5月5日、ムンバイ3日目に入りました。
インド・ムンバイ旅行 Part3の通り、前日午前中にチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(Chhattrapati Shivaji Terminus)で購入したきっぷで、寝台列車に乗車することに。
日帰りではありますが、インドでの鉄道の旅の始まりです!
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスを出発
僕の乗るインド鉄道(Indian Railways)中部鉄道(Central Railway)運行の寝台列車・バンガロール(Bengaluru)行きウダヤン急行(Udyan Express)が8時5分発ということで、7時開始のホテルの食事を急いで食べ終えて、チャトラパティ・シヴァージ・ターミナスへ。
何とか出発予定時刻の10分前に駅に着いたのですが、僕の乗る寝台列車の発車する18番線ホームまではかなり遠かった。
それでも何故か(でも外国ではよく遭遇することですが)発車が20分位遅れたので、結局はそこまで急ぐ必要はなかったのですが。。。
ウダヤン急行はムンバイを8時5分に出発 |
寝台列車の出発するチャトラパティ・シヴァージ・ターミナスの18番線まではかなり長い道のり。。。 |
チャトラパティ・シヴァージ・ターミナス18番線には、既にウダヤン急行がスタンバイ! |
バンガロール行きウダヤン急行に乗る人を見送る人たち |
僕の乗ったウダヤン急行2等寝台車 |
ウダヤン急行はムンバイを20分遅れで出発! |
インド鉄道2等寝台車の車内
今回乗車した2等寝台車は、上下2段式の寝台で扇風機付きの車両でした。
数年前まで日本に存在した寝台列車、通称ブルートレインで言えば、2段式B寝台に相当するかと思います。
座席配置としては、進行方向左側は車両に対して平行に、右側は車両に対して垂直に寝台が配置されていました。
平行配置の方は上下段1人ずつ、垂直配置の方は上下段2人ずつの利用ではありますが、昼間は寝台を起こして座席として利用可能(寝台平行配置の方は下段に2人、寝台垂直配置の方は下段に計6人程)なため、特に昼間は指定された座席はあまり関係がなくなってしまうのが現状です。
インド鉄道2等寝台車の車内。 進行方向左側は、寝台が車両に対して平行配置。 進行方向右側は、寝台が車両に対して垂直配置です。 |
インド鉄道2等寝台車進行方向右側の上段 |
インド鉄道2等車寝台車進行方向左側下段の寝台を起こすと、座席として利用可能に。 |
インド鉄道2等寝台車の扇風機は結構効きが良かったです! 外があまりにも暑いので、半袖でも十分に過ごせましたが、扇風機の寒さが苦手という方は一枚羽織るものがあると安心です。 |
ムンバイからプネまでの車窓
ムンバイを出発して1時間程のところでムンバイの都市圏を抜け出し、住宅がまばらになり、小高い山が多く見えました。
インド鉄道職員には見えない人が線路の補修作業らしきことをやっていたのですが。。。 |
ムンバイの都市圏を抜けると、山と畑らしき平地の景色が広がります。 |
インド鉄道寝台車で現地の家族と会話
車内と窓からの様子を撮っていたら、小さな男の子が僕に近づいて来て「どこから来たの?」と英語で尋ねてきました。
僕が「日本人だよ」と答えると、両親のものと思われるスマートフォンの通訳機能で日本語の挨拶のことばを聞かせてくれて(何の言葉だったかは忘れてしまいましたが)、僕が驚いた表情をすると、とても嬉しそうにしていました。
子どもの反応から想像するに、インドの人にとって日本人はやはり遠くの国という印象が強いようでした。
今振り返ると、この家族にとって素晴らしい旅だったことを願うばかりです!
定刻より30分遅れでプネに到着
ムンバイ出発から3時間半になってようやくプネ(Pune)郊外の街に入り、約3時間50分後の12時10分、定刻より約30分遅れてプネ・ジャンクション駅(Pune Junction)に到着しました!
プネ郊外の住宅。 線路の傍に建っていた住宅は貧困層のものっぽく見えました。 |
定刻より30分遅れでプネ・ジャンクション駅に到着! |
エアコンなしのスリーパー(Sleeper)に乗り込む乗客。 外から見ただけですが、スリーパーとは言え、しっかりとした寝台ではなさそうだったので、節約が最優先という人以外はあまりおススメしません。 |
インドでの鉄道旅行に関しては、下記の書籍もご参考に!
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