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2016/05/28

トルコ旅行 Part 7-イスタンブルから高速バスでエディルネへ、エディルネでジエール・タバ(レバーの唐揚げ)を食す

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トルコ旅行3日目。
この日はイスタンブールを飛び出して、ブルガリア・ギリシャと接し、14世紀にはオスマン帝国の首都でもあったというエディルネ(Edirne)という都市に行くことに!


◎高速バスでエディルネへ!


トルコは(鉄道好きな僕にとっては残念ではありますが)バスが交通手段として発達しているということで、高速バスでエディルネを目指します。
宿泊のホステルを出て、路面電車T1線・地下鉄M1線を乗り継いで約30分、M1線Otogar駅にあるEsenler Otogarıというバスターミナル(「Otogar」が「バスターミナル」という意味っぽいです)に行くと、沢山のバス会社が軒を連ねていますが、僕はMetro Turizmという会社のバスを利用することに。
本当は10時頃のバスに乗りたかったのですが、少しホテルを出るのが遅くて、結局10時半発のバスのチケット30リラ(約1,070円)を購入しました。


発車まで30分程時間があったので、辺りを散策してみました。
Otogar駅の駅舎には雑貨店・キオスク・お土産店・レストラン等が入居しており、ここで食事や買い物をしてからバスに乗車、ということもできそうです。
また、数あるバス会社の看板の中に、「MACEDONYA」・「KOSVA」・「AVUSTURYA」・「ALMANYA」の文字も見えたことから、その気になれば国境を越えてマケドニア・コソボ・オーストリア、更にはドイツにも行くことができそうな感じです!
やはり海外の国の表記が見えると、どうしてもワクワクしてしまうものです(苦笑)。


地下鉄M1線Otogar駅の駅舎


駅舎の中には雑貨店・キオスク・お土産店・レストラン等が入居。


バスターミナル西側


バスターミナル東側。
本当に広いバスターミナルです!


目的地の書いてあるところに行けば、チケットが買えるかと思います。
僕はMETROと書いてあるところでチケットを購入。


エディルネへのバスチケットを購入。
チケット購入にはパスポートが必要のようです。


バスターミナルに集うタクシー


僕が利用するバス会社ですが、違う行先が書かれています。


マケドニアやコソボにも行けそうな感じ。


バスターミナルにもムスタファ・ケマル・アタテュルク(Mustafa Kemal Atatürk)の像!
色は金色だけど、厚さが薄いような。。。


◎エディルネ行き高速バスに乗車


いよいよエディルネ行き高速バスに乗車します。
バスを見つけていきなり驚いたのが、バス前面のガラスにヒビが入っていること!
日本であれば運行基準に満たないバスになりそうですが、そんなことはお構いなしに、定刻通りに出発(苦笑)。


バスの座席配置は2+2と、日本の一般的な高速バスと変わらない構造。
イスタンブルでは少し渋滞にはまりましたが、イスタンブルを抜けてからは滞りなく走行。
トイレ休憩の後には、無料でお菓子とジュースのサービスがあり、運賃・サービス両面で日本よりもお得感!


チケット販売所と待合室が一緒になっています。


エディルネ行きバス。
前面のガラスにヒビが入っていますが。。。


ヒビが入ったまま出発(苦笑)。
座席配列は2+2列。
座席に液晶モニターが付いていて、映画等も楽しめるようですが、僕は外の景色を楽しんだり、寝たりしていました。


イスタンブルの西側は、これまで見たことのなかった新興住宅地・商業ビル・ショッピングモールで溢れていました。


アルバイトと思しき人が車内サービス。
高校生くらいの年齢でしょうか。


お菓子と飲み物のサービスは無料!


出発してから1時間半、すっかり田舎の風景に。


◎エディルネのバスターミナルに到着!


イスタンブルのEsenler Otogarıを出て約2時間50分、エディルネのバスターミナルに到着!
エディルネのバスターミナルも、イスタンブルでのそれと同様に中心部から少し離れていますが、高速バスを降りたところとほぼ同じところから発車する、ÜCRETSIZ SERVISと書かれた多少小型のシャトルバスに乗れば、無料でエディルネの中心部まで運んでくれるとのことで(「ÜCRETSIZ」が「無料の」という意味っぽいです)、このバスに乗ってエディルネ中心部に向かいました。
終着は、ユネスコ世界遺産に登録されているセリミエモスク(Selimiye Camii)のすぐ傍です。


イスタンブルを出て2時間50分、エディルネのバスターミナルに到着!


エディルネのバスターミナル



ÜCRETSIZ SERVISと書かれたバスが、エディルネ中心街まで無料で運んでくれます。


乗り込んだバスはこの混み様!


終着で降りました。
写真の右側にはセリミエモスクが堂々と立っています。


◎レバーの唐揚げを食す


エディルネではレバーの唐揚げ(Ciğer Tava、ジエール・タバ)が名物だそう。
昼食として、セリミエモスクすぐ傍にある、1969年創業というBizim Lokanta(「私たちのレストラン」という意味らしいです)でレバーの唐揚げを頂くことに。


店内には、数々の著名人と思われる写真が多く貼られていましたが、その中に日本人の相撲力士と思われる人が写っているのを発見!
後に調べてみると、2010年に芝田山部屋・峰崎部屋が、エディルネで毎年夏に開催されているというトルコの伝統格闘技ヤールギュレシ(Yağlı Güreş、「Yağlı」は「油の」、「Güreş」は「レスリング」という意味だそう)の大会を訪問していたそうで、写真はおそらくその時にレストランを訪れた時のものと思われます。


※参考リンク
芝田山親方、トルコのオイルレスリング全国大会に参加|駐日トルコ共和国大使館


レストランは、土曜日の昼時ということもあり、地元の人たちで大賑わい!
その中で僕はレバーの唐揚げ16リラ(約570円)と、飲み物としてアイラン(Ayran)1リラ(約35円)を注文!
レバーの唐揚げは臭みが殆どなく、幾らでも食べられる感じな上、無料で付いてくるトマトと葉物のサラダや、テーブルに置いてあるボックスに入っているパン(幾らでも食べられます!)と食べればヘルシーに食べられたので、非常に満足しました!
値段も非常にリーズナブルなので、エディルネを訪れた際は是非食べてみて下さい!


Bizim Lokanta外観


テーブルには、エディルネの名所についての説明が記載されているよう。


一番右側がレバーの唐揚げ。


Bizim Lokantaのメニュー。
英語表記のメニューもあります。


相撲力士も食べに来たよう!


レバーの唐揚げにサラダが付いて、更にパンもいくつでも食べられて、これで16リラは非常にお得!


Part 8へ続く。

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