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トルコ旅行2日目に入りました。
◎グランドバザールを散策
まずは、路面電車T1線ベヤジット停留所(Beyazıt)から歩いて直ぐのところにある、イスタンブルの中で最大級の市場と言われるグランドバザール(Kapalıçarşı)へ。
グランドバザールは、オスマン帝国第7代スルタン(Sultan)のメフメト2世の頃に形成された市場が始まりで、同第10代スルタンのスレイマン1世時に拡大して現在の規模になったそうです。
平日の午前で生憎の天気でしたが、多くの人が訪れていました!
グランドバザールに入っている店としては、アクセサリー・絨毯・貴金属・陶磁器・香辛料と、国内外観光客向けの商品を売っている店が多いように感じました。
※参考リンク
グランドバザール|2010欧州文化首都イスタンブル(英語)
グランドバザールの最寄は、T1線バヤジット停留所。 副停留所名にグランドバザール(Grand Bazaar)とあるのでわかりやすいです。 |
バヤジット停留所近くでもこの賑わいよう! |
奥に見える門が、グランドバザールの入口。 門は他にも数ヶ所あります。 |
広々としたグランドバザールの一角。 建物は、当初は木製だったのが、後に石やレンガに変わったそう。 |
スカーフ・絨毯・陶磁器の店もあります。 |
貴金属製アクセサリーの店が立ち並ぶエリア |
金を売買しているお店。 僕にとっては遠くの世界の話(苦笑)。 |
香辛料・茶葉を売っているお店。 今すぐにでも飲みたい! |
色とりどりのスカーフが売られています。 |
チャイ(Çay、トルコ式紅茶)を商人に売り回っている人も沢山います。 |
プロサッカーリーグでベシクタシュJK(Beşiktaş Jimnastik Kulübü)が優勝したことがあって、グランドバザールにも同クラブのエンブレムがあちこちで垂れ下がっていました! |
建物の直ぐ外側では、安物の服飾物も多く売られていました。 |
◎スレイマニエモスク
グランドバザールを後にして、徒歩10分程で、スレイマニエモスク(Süleymaniye Camii)に着きました。
スレイマニエモスクは、オスマン帝国第10代スルタンのスレイマン1世の命により、コジャ・ミマール・スィナン(Koca Mimar Sinan)という建築家によって、1550年~1557年に掛けて建てられたモスクだそうで、名前も時のスルタンであるスレイマン1世に因んでいます。
スィナンは、イスタンブルにある国立芸術大学の名前にも付けられる程(ミマール・スィナン芸術大学)の著名な建築家だそうで、他にも数々のモスクや橋の建築を手がけたそうです。
スレイマニエモスクは、スィナンが手掛けた建築物の中でも最高の評価を受けているものらしく、モスクの大きさは非常に巨大なものですが、荘厳さは前日訪れたスルタンアフメトモスク(Sultanahmet Camii)と変わらない印象です。
ユネスコ世界遺産にも登録されていますが、平日の午前とあってか、訪れていた人も少なかったです。
※参考リンク
スレイマニエモスク公式ウェブサイト(英語)
イスラーム信者以外の人は、モスク正面左手にある門から入ります。 |
イスラーム信者以外の入口 |
スレイマニエモスクの内部 |
スルタンアフメトモスクで見られたような模様がここでも! |
「Women's section」と書かれた場所から後ろ側で、女性イスラーム信者は礼拝を行います。 |
昼になるにつれて晴れてきたので、スレイマニエモスク外観を撮影。 非常に大きなモスクです! |
◎グランドバザール近くで昼食
お昼時になったので、グランドバザールの方面に戻り、近くにあったケバブレストランで食事。
僕は焼き鶏手羽先プレート12.5リラ(約460円)とアイラン2リラ(約70円)を注文。
価格はリーズナブルですが、とても美味しく頂きました!
グランドバザール北側の門付近にあるレストラン |
レストラン内部 |
焼き鶏手羽先プレートとアイラン。 プレートにはサラダ・ライス・ナンが付きます! 唐辛子は、根元部分は流石に残しました。。。 |
◎土砂降りの雨の中、カーリエ博物館へ
この日は断続的に土砂降りの生憎の天気。
それでも何とか観光しようと、カーリエ博物館(Kariye Müzesi)へ。
ベヤジット停留所近くにあるイスタンブル大学(İstanbul Üniversitesi)の正門から西方向に進む道路に沿って歩くと、Veznecilerというバスの小規模ターミナルがあり、そこから86V系統に乗ります。
Edirnekapıという停留所から徒歩10分程度坂を下りながら歩いたところにカーリエ博物館があります。
カーリエ博物館は、アヤソフィア博物館(Ayasofya Müzesi)と同じく、元々キリスト教の教会だったのが、オスマン帝国第8代スルタンのバヤジット2世時にモスクに変わり、トルコ共和国の時代に入ってから博物館になったものだそうです。
「カーリエ」はギリシャ語「コーラ(χώρα)」のトルコ語読みで、「郊外」を意味するのだそうです。
雨の中何とか辿り着いたものの、どうやら大規模な修復工事をしているようで、博物館内にあるキリスト教関連のモザイクを見るだけに終わってしまいました。
僕は前日に買ったミュージアムパスを使って入ることができましたが、カーリエ博物館単体では30リラ(約1,100円)ということで、工事中であれば「特別価格」ということで尚更値段を下げて欲しいな、と思ってしまいました。。。
※参考リンク
カーリエ博物館公式ウェブサイト(英語)
雨の降りしきる中バスに乗り込みます。 |
カーリエ博物館の最寄Edirnekapı停留所 |
Edirnekapı停留所周辺で、何故かメフメト2世の銅像! |
坂を下りきって左手に進むと、Kariye Müzesiが見えてきます。 |
辿りつきはしましたが、工事中で外観がはっきりせず。。。 |
中に入ると、キリスト教関連のモザイクが! |
イエスと聖母マリアでしょうか。 |
ここにも、キリスト教の世界観を表したモザイクが描かれています。 |
偶々一緒に入ったドイツ人グループについていたガイドの説明に耳を傾けてみたところ、天上で人が多く集まっているような絵は、裁判の様子を表しているそう。 |
イエスの弟子たち? |
修復工事という理由で、この先は入れませんでした。。。 |
カーリエ博物館
○行き方
地下鉄M2線Vezneciler駅から南東方向に歩いてVezneciler停留所に向かい、そこから36A・37Y・38B・39B・39Y・86V系統に乗車し、Edirnekapı停留所下車後徒歩10分
○営業時間
4月~10月:9:00~18:30
11月~3月14日:9:00~16:30
○休館日
なし
○入場料
入場料:30リラ(約1,100円)
Vezneciler停留所の位置
Edirnekapı停留所の位置
◎聖ゲルギオウス大聖堂を目指すも。。。
カーリエ博物館の後は、同じキリスト教関連で、東方正教会のコンスタンディヌーポリ総主教が置かれているという聖ゲルギオウス大聖堂(Aya Yorgi Patrikhane Kilisesi)を訪ねることに。
先ほどのEdirnekapı停留所から、大聖堂近くのFener停留所まで直で行けるバスを調べていて、それに乗ったのですが、少したってから、反対方向のバスに乗っていることに気が付き、あわてて地下鉄M1線のTopkapı - Ulubatlı駅が見えた停留所で降りることに。
そこの反対方向の停留所で待てばいつか来るだろうと思っていたのですが。。。
電子掲示板では来ると表示があっても、激しい雨の影響で位置情報がおかしくなってしまったのか全く来ず、やっとの思いで来ても、夕方早めの時間帯にもかかわらず乗客が多すぎて乗れずじまい、ということで、地下鉄M1線・路面電車T1線を乗り継ぎ、巨大バスターミナルであるEminönü停留所からFener停留所を目指すことに。
事前に調べていなかったので、バスの表示を見ながらFener停留所に行きそうなバスを探したところ、バス99A系統に「FENER」の文字を発見して早速乗車!
Fener停留所で下車して聖ゲルギオウス大聖堂を目指したのですが、事前の調査が不足していたのか、地図で示されていた場所に行っても違う建物で、周辺が急な坂道で非常に疲れてしまったこともあり、結局は行くことを諦めました。。。
ここはもう少ししっかりと調べておくべきでした。。。
Edirnekapı停留所で、目的とは反対方向のバスに乗ってしまいました。。。 |
役に立たない電光掲示板。。。 |
停留所はこの混み様。 |
目的のバス路線が来ても、バスは小さすぎるわ、乗客が多すぎるわで乗れず。。。 |
Eminönü停留所付近は、平日でもこの人の多さ! |
バスのEminönü停留所路面電車T1線のEminönü停留所からは少し離れていて、徒歩3分程のところにあります。 |
バス99A系統の「FENER」の表示発見! |
Fener停留所で下車! |
すごく急な坂道! |
辿りついたと思ったら、高校でした。。。 |
Part 6へ続く。
追記:2016年6月12日付
2016年6月7日にイスタンブルで少なくとも11人が死亡するテロ事件が起きましたが、発生場所は、この日記にて記したベヤジット停留所近くになります。
この周辺を通る際は警戒心を持って通るのが良いかと思います。
※参考リンク
2016年6月8日付アルジャジーラニュース イスタンブルでの爆発の標的は警察車両
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