本日は普段の授業と異なり、韓国文化体験を目的とした課外授業。
級や学期によって内容が異なるらしいのですが、春学期の5級の課外授業は、京畿道(경기도、キョンギド)楊平郡(양평군、ヤンピョングン)での餅つき・梨ジャム作り・イチゴ狩り体験でした。
楊平郡は偶然にも下記リンク日記で訪れて以来2回目の訪問でした。
ソウル首都圏鉄道ぶらり旅‐首都圏電鉄中央線に乗って、氷上釣りの様子を見てきた!
◎高麗大学校~楊平郡
午前9時に高麗大学校病院近くから出発!
ほぼ国道を使いながら、途中ソウル特別市(서울특벽시)中浪区(중랑구、チュンナング)、京畿道九里市(구리시、クリシ)、同道南揚州市(남양주시、ナミャンジュシ)を通過して、同道楊平郡に入りました。
江原道方面に向かう車と重なって所々渋滞に巻き込まれたため、目的地のカルメ村(가루매마을、カルメマウル)に着いたのは、出発から2時間10分後の午前11時10分でした。。。
バスで楊平郡に向かいます! |
烽火山駅(봉화산역、ポンファサンヨッ)近くにあるソウル地下鉄6号線(서울지하철6호선)車両基地を見ることができました。 |
漢江(한강、ハンガン)にかかる南楊州市渼沙大橋(미사대교、ミサテギョ) |
楊平郡に入りました。 山と川に囲まれた田舎の風景。 |
出発してから約2時間10分、やっとのことでカルメ村に到着! |
韓国にもかかしがあるようですが、既に網で囲んでいる梨農園にかかしを置いても意味があるのか疑問。。。 |
春真っ只中という感じの咲きっぷり! |
「高麗大学校韓国語センター留学生皆様の韓国農村訪問を歓迎します」の垂れ幕まで! |
※参考リンク
カルメ村公式ウェブサイト(韓国語)
◎餅つき
まずは餅つき体験。
餅つきの習慣は日本と同様にあるようで、日本の田舎の風景を思い浮かべながら餅つきしました。
しかし、韓国には臼は存在しないようで、薄っぺらな板の上でついたため、もち米が飛び散ってしまうのは些か残念でした。。。
ついた餅はきな粉をまぶしてきな粉餅に!
きな粉餅は韓国語ではインジョルミ(인절미)と呼び、近年パッピンス(、韓国式小豆あん付きかき氷)の新しいムーブメントを引っ張っている雪氷も、インジョルミを載せた雪氷からブームが始まりました。
つきたての餅ということで断然に美味しかったです!
韓国では、杵はあるものの、臼は存在しないよう。。。 |
つく前のもち米でも非常に美味しい! |
板の上でついた餅。 日本人としては表面が滑らかになるまでつきたいところですが。。。 |
つきたての餅をきな粉にまぶして頂きました! |
◎梨ジャム作り
餅つきの後は梨ジャム作り。
韓国で梨は日本以上にポピュラーな果物ですが、梨はどうしても食べる方法が限られがちで、梨を使った何か新しい料理をと研究したのが、梨ジャムだそう。
本来は皮まで丸ごとすった梨を砂糖と一緒に4時間かけてフライパンで煮込むのだそうですが、今回はそこまで時間はないので、用意された梨を皆ですって砂糖と一緒に少し煮込んだものを、カルメマウル側が予め4時間程煮込んでおいたものと混ぜて作りました。
できたての味は、温かかったためか甘さがあまり感じられませんでしたがそれなりに美味しかったので、冷蔵庫に置いておけば普通にジャムとして楽しめそうです。
梨ジャム作り体験場。 |
皮ごとすった梨を、砂糖と一緒に煮込みます。 |
4時間も煮込んだ梨の色はかなり濃い茶色に! |
完成した梨ジャムは持ち帰って冷蔵庫に入っています! |
◎昼食を含めた休憩
午後1時頃になり、昼食を食べて休憩です。
日本の田舎を連想される風景。 もう少し空が澄んでいればもっと良いのですが。。。 |
昼を食べた後は運動! |
◎イチゴ狩り
休憩を取った場所からバスで20分程移動し、イチゴが栽培されているビニールハウスに到着!
日本ではイチゴ狩りをしたことがなかったので、貴重な体験ができました!
用意されたパックにこれでもかという位イチゴを詰めて、ソウルに戻るバスに乗り込みました。
田んぼになだらかな山。 正に田舎の風景! |
ビニールハウスの中へ! |
このビニールハウスでは、楽にイチゴを取れるように、イチゴの根を人の背の高さ程度にまで張るようにしているそうです。 |
真っ赤なイチゴ |
取ったイチゴは持ち帰って家で食べました! |
イチゴ狩りを終えて、バスに乗り込んだ直後に見つけた、農村ならではの車。 |
午後4時頃高麗大学校に到着! お疲れさまでした! |
◎まとめ
今回の文化体験授業は授業料の費用の中に入っているので、心行くまで楽しむことができました。
内容によって好みはあるかもしれませんが、高麗大学校語学堂にこれから留学されるという方は、学期毎に1回行われる文化体験授業を楽しみにして下さい!