ソウル首都圏鉄道ぶらり旅第11弾として、仁川地下鉄1号線(인천지하철1호선)に乗り、富平駅(부평역、プピョンヨッ)周辺と、終点の国際業務地区駅(국제업무지구역)から松島国際都市(송도국제도시)を散策してみました!
◎仁川地下鉄1号線
仁川地下鉄1号線は、仁川交通公社(인천교통공사)によって運営されている路線で、KORAIL空港鉄道(공항철도)との接続駅である仁川広域市(인천광역시)桂陽駅(계양역、ケヤンヨッ)から国際業務地区駅を結んでいます。
全線仁川広域市内を通りますが、新盆唐線(신분당선、シンブンダンソン)を除く他の首都圏電鉄(수도권전철)や地下鉄路線と料金体系は同じです。
KORAIL空港鉄道との接続駅である桂陽駅 |
桂陽駅から徒歩5分程のところにある仁川地下鉄1号線の車両基地 |
車両基地に留置されている仁川交通公社1000系電車 |
桂陽駅仁川地下鉄1号線ホーム |
仁川交通公社1000系電車車内。 先頭車両には、土日祝日に自転車を置けるスペースが設けられています。 |
仁川地下鉄1号線車両内に掲載されている路線図 |
◎富平駅周辺
首都圏電鉄1号線との乗換駅である富平駅で途中下車しました。
ここと1つ桂陽駅よりの富平市場駅(부평시장역、プピョンシジャンヨッ)の近くには在来市場が存在します。
「韓国・仁川ソウルから日帰りの旅 Part 4」で訪れた同じ仁川広域市内(とはいえ結構離れてはいますが)の新浦国際市場(신포국제시장、シンポクッチェシジャン)と比較すると人通りは少なかったですが、1950年から賑わい始めたという市場らしく、韓国らしい雰囲気が漂っていて、歩いているだけでも非常に面白かったです!
富平駅仁川地下鉄1号線ホーム |
かなり広々とした富平駅 |
首都圏電鉄1号線(수도권전철1호선)と仁川地下鉄1号線が乗り入れる富平駅 |
富平駅から徒歩10分程のところにある在来市場 |
写真手前に売られているのは蚕のさなぎ(번데기、ポンテギ)。。 |
薬用の蚕(누에、ヌエ)! |
市場の人通りはあまり多くありません。。 |
富平の在来市場で売られている水産物 |
富平の在来市場で売られているホルモン類 |
どこか懐かしの風景が広がります。 |
日本の八百屋のような光景 |
山積みの野菜 |
富平駅ビル2階にはフードコートがあります。 |
中華料理屋で昼食 |
韓国版ジャージャー麺(짜장면)と酢豚(탕수육、糖醋肉、タンスユッ)。 韓国版ジャージャー麺は、見た目はしつこそうでも、実際食べてみると案外パクパクいけます。 酢豚は、揚豚肉とソースの甘みが絶妙にマッチ! |
◎国際業務地区駅周辺
富平駅に戻って再び仁川地下鉄1号線に乗り、降り立ったのは国際業務地区駅。
この国際業務地区駅~キャンパスタウン駅(캠퍼스타운역)にかけては、韓国政府の推進によって開発が進められている仁川経済自由区域(인천경제자유구역)を構成する開発区域の一つである松島国際都市が広がっています。
松島国際都市には、高層ビル・高級ホテル・高級アパート・ショッピングモールが集約されており、歩いていると韓国とは到底思えない雰囲気を感じました。
国際業務地区駅ホーム |
日曜日とあってか、駅は閑散としていました。。 |
国際業務地区駅2番出口 |
展望台というところから景色を望みましたが、あまりこれといった景色ではなく。。 |
2013年に完成したばかりのG-Tower(G-타워) |
G-Tower内にある仁川自由経済区域広報館・展望台(IFEZ 홍보관・전망대) |
展望スペースがある最上階33階からは、韓国とは到底思えない景色が目の前に広がります! |
干潟が広がっていた地域において、1994年から開発が始まったらしいです。 尚、干潟は一部残す計画になっているそうです。 |
イーランドリテール(이랜드리테일)が運営するショッピングモール、NC CUBEキャナルウォーク |
日本のアウトレットモールを思い起こさせる構図 |
NC CUBEキャナルウォーク内の日本料理店 |
非常に高し!! |
松島セントラルパーク(송도센트럴공원) |
「近代未来都市」と呼ぶに相応しい光景 |
韓国でない別の国にいるような感覚 |
松島韓屋村(송도한옥마을)とあります。 |
韓国伝統家屋と高層ビルという、昔と現代の融合 |
地上36階、高さ305mと韓国一の高さを誇る東北アジア貿易タワー(동북아무역타워)。 企業オフィスや高級ホテルが入居しています。 |
松島コンベンシア(송도컨벤시아) |
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の旅で、仁川の昔ながらの風景と現代の姿を一度に楽しむことができました。
特に松島国際都市は、グルメやショッピングを楽しむのみならず、現代の韓国を知る上でも、訪れるに値するスポットだと思います。
年々物価の上がっている韓国の中でも、松島国際都市に構えている店は特に物価が高いため、松島国際都市を楽しむにはかなり値が張りますが、成長を続ける現代韓国の象徴を肌で感じることができると思います。
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