級や学期によって内容が異なるらしいのですが、冬学期の4級の文化体験授業は、陶磁器と米どころで知られる利川(이천、イチョン)での陶磁器作りでした。
◎高麗大学校~利川
高麗大学校側が9台ものバスを手配! |
ここ数日の寒さで凍ったという漢江(한강、ハンガン)を渡ります。 |
途中高速道路も通りました。 |
利川市に入りました。 |
本当にここで合っているのかと思ってしまうほどの、狭い坂道を上ります。 |
ヨミョンヨ(여명요)という窯元に着きました。 |
◎陶磁器作り
陶磁器作りと言っても、流石に窯での作業はできないので、形作り体験のみでした。
後で調べてわかったのですが、今回訪れた窯元の職人であるイ・ナムシンさん(이남신)は、韓国陶磁器界では結構知られている存在みたいです。
※参考リンク
2003年12月30日付庭園住宅ライフ「空き時間を見つけては埋めていく人生 陶芸家イ・ナムシン」(韓国語)
イ・ナムシンさんについての記事等 |
朝鮮半島では高麗時代に発展した青磁 |
李氏朝鮮時代初期に発展したという粉青沙器 |
イ・ナムシンさんが形作りの手順を説明してくれました。 |
僕たちのクラスも形作り開始! |
僕には芸術性がないので、模様もシンプルです(笑) |
他の学生も形作り終了。 焼き上がりは2月初旬頃の予定だそう。 |
この窯元で作られたものたちのよう。 流石模様や形が美しいですね! |
◎韓国伝統定食を堪能
陶磁器作りの後は、韓国伝統定食(한정식)を堪能できるレストランでたらふく食べました。
韓国伝統定食を楽しめるレストラン「青木(청목)」 |
店に「利川米の由来と特徴(이천쌀의 유래 맟 특징)」がありました。 李氏朝鮮時代より、君主に献上されるほどの朝鮮半島最高品質の米として知られているそう。 |
利川米はもちろん、チャプチェ(잡채、春雨と肉・野菜のごま油炒め)・ポッサム(보쌈、茹で豚の野菜包み)・魚の塩焼きまで、豪華絢爛の食事でした! |
◎まとめ
今回の文化体験授業は授業料の費用の中に入っているので、心行くまで楽しむことができました。
利川では毎年陶磁器や米のイベントが開催されているようなので、イベントを堪能しに、ソウルから日帰りで利川も訪ねてみてはいかがでしょうか。
※ソウルから利川までの行き方
ソウル高速バスターミナル(서울고속버스터미널)から利川総合ターミナル(이천종합터미널)まで高速バスを利用。
運行間隔:15~20分に1本
所要時間:約1時間10分
料金:4,700ウォン。
バス時刻表は下記リンクをご確認下さい。
ページ右側の「서울 - 이천(하행)」がソウル高速バスターミナルでの発車時刻で、左から月~木(주중(월,화,수,목))・金曜日(금요일)・週末(주말(토~일요일))と時刻表が分かれています。
ソウル~利川高速バス時刻表‐利川市(韓国語)
※参考リンク
利川陶芸村‐韓国観光公社(日本語)
伝統と現代が共存する祭典の場、陶磁器祭り‐韓国文化体育観光部(日本語)
利川米文化祭り‐韓国観光公社(日本語)
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