最近だと、壁ドン・ブラック企業・ネトウヨ・終活といったところでしょうか。
韓国でも、某企業プレゼンツ新語・流行語大賞といったイベントはありませんが、新語・流行語は存在するのですが、今日の授業でそのことが話題になり、個人的に面白いと思った言葉を2つ紹介したいと思います。
◎「ピョルタバン(벽다방)」
「ピョルタバン」は「星(별)」という意味のピョルと、韓国での昔ながらの喫茶店を指すタバン(다방)、これら2つの言葉をくっ付けたものです。
「星の喫茶店」が何を指すのかというと。
そう、スターバックス(스타벅스)!!
海外のコーヒーチェーンで新語が出来るということは、韓国人の間でもいかにスターバックスが人気かということがわかるかと思います。
ソウルのスターバックスの一店舗(2008年8月16日撮影) |
◎ポカチュン(버카충)
「ポカチュン」という言葉を聴いて、同じクラスのアゼルバイジャン人は、「(ポケットモンスターの)ピカチュウのことですか?」と言っていましたが(笑)
「ポカチュン」はバス(버스、ポス)・カード(카드、カドゥ)・充填(충전、チュンジョン)のそれぞれ最初の文字を組み合わせたものです。
「ポカチュン」と動詞の「する(하다)」を組み合わせて日本語に訳すと、「バスカードをチャージする(버카충하다)」という意味になります。
日本におけるSuicaやPASMO等といったIC系交通カードのように、韓国でもソウルでのT moneyカード(티머니 카드)をはじめとした同様のものが存在します。
日本では、IC交通系カードでバスに乗れるようになったのは2013年頃からですが、少なくともソウルでは、同様のカード発行が開始された2004年当初から、鉄道のみならずバスにも使えるようになっていて、大都市圏であってもバスは鉄道と同じくらい重要な交通手段とみなされているため、このような表現になったのではないかと思われます。
ソウル特別市内で、地下鉄駅やコンビニ等で購入できるT moneyカード |
◎まとめ
いかがでしたか?
韓国でも新語を生み出す人はある意味素晴らしい想像力を持っているな、と感心してしまった一日でした(苦笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿