授業3週目最終日の昼飯として、日本式カレーを提供するチェーン「あびこ(아비꼬)」でカレーライスを食べてきました!
◎「あびこ」
「あびこ」ブランドを展開しているクサンコリア株式会社(쿠산코리아주식회사)公式ホームページ(韓国語)を見ると、「あびこ」は2008年8月に最初の店舗を開設したようで、現時点では韓国全土に50店舗を構えているようです。
「あびこ」公式ホームページ(韓国語)には、以下の文言があります。
한자로 아비꼬(我孫子)는 ‘내 손자’ 라는 뜻입니다.
漢字で我孫子は「私の孫」という意味です。
아비꼬카레는 오사카의 장인정신이 녹아있는 정성카레 입니다.
오사카에서 오랫동안 카레전문점을 경영하시던 카야마할아버지가 만들어낸 극비레시피는 선택된 자에게만 알려졌습니다.
あびこカレーは、大阪の商人精神が溶け込んだ、真心こもったカレーです。
大阪で長い間カレー専門店を経営していたカヤマおじいさんが作った極秘レシピは、選ばれし者にのみ伝えられました。
고된조리과정으로 몸이 안좋아지셨던 카야마 할아버지가 카레제작을 그만두지 못했던 이유는 손자들이 할아버지의 카레를 세상에서 제일 좋아했기 때문입니다.
体に堪えるカレー作りにもかかわらずカヤマおじいさんがカレー作りを止められなかったのは、孫たちがおじいさんのカレーを世界で一番好んで食べていたからです。
ネットで調べる限り、実際の大阪のカレー店舗が何なのか、それがどうやって韓国に伝わったのかは謎なのですが、とにかく「あびこ」の由来は、(千葉県我孫子市ではなく)大阪市住吉区の一地名「我孫子」から来ていると思われます。
店内に張り出されていた、大阪の風景。 大阪市営地下鉄御堂筋線我孫子駅の写真もありました。 |
◎「あびこ」高大安岩店でカレーを食べてみた!
今回僕が訪れたのは、ソウル地下鉄6号線(서울지하철6호선)安岩駅(안암역、アナムヨッ)から徒歩3分ほどのところにある高大安岩店(고대안암점、コデアナムジョム)。
「あびこ」高大安岩店 |
昼時の「あびこ」高大安岩店内。 日本らしい雰囲気が漂います。 |
マリオのキャラクターと漫画 |
「あびこカレーが特別な理由」が日本語と韓国語で書かれていました。 |
「あびこ」のメニュー。 価格は10,000ウォン(約1,030円)前後。 |
◎「あびこ」でカレーライスを食べてみた結果
僕が頼んだのは、野菜カレーライスと、大根キムチ(깍두기、カクテギ)、福神漬け、味噌汁、コーラのセット11,000ウォン(約1,130円)。
辛さの程度を選べるのですが、一番辛くない程度が「赤ちゃん段階」と書かれてあって、「赤ちゃんは嫌だなあ」と思い、「辛ラーメン程度の辛さ」とは書かれていつつも「1段階」の辛さに。
注文時に「ねぎとにんにくフレークを無料で頼めますが」と言われましたが、僕は頼みませんでした。
店内に、カレーソース作り→低温熟成→再調理→完成まで100時間掛ける、という張り出しがあったので、日本での某商品の謳い文句「一晩寝かせたあの旨さ」がかなり頭の中に入ってしまっていたのですが、いざ食べてみると、美味しいことは美味しいのですが、「低温熟成」とか「完成まで100時間掛ける」という割には野菜の甘みやコクが感じられず、何とも言えないモヤモヤ感が拭いきれませんでした。
そして、やっぱり辛い。。
危うくカレーソースを残すところでしたが、コロッケの甘さと、おかわりできるご飯に救われました。
(ちなみに、カレーソースもおかわり可能のようです。)
今度食べる時は、正直に辛さを「赤ちゃん段階」にしたいと思います(苦笑)
野菜カレーセット |
ご飯茶碗1杯分をおかわりして完食しました! |
ところで、隣に座っていた20代半ばと思われる男性は、頼んだカレーうどんに、無料追加可能のにんにくフレークをドバっとかけていました。。。
「せっかくのカレーの味が」と思いつつ、「にんにくはやはり韓国人にとって欠かせないのだな」と改めて感じました(苦笑)
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