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2015/10/01

ベルリンの語学学校に半年間通ってみて

2015年4月~9月の半年間ベルリンの語学学校に通ってみての感想を綴りたいと思います。


中級より会話中心で進む授業

僕はA1~C2のドイツ語レベルの中でB1からスタートしたのですが、B1では日本の大学の授業でもやってきた文法の総復習をしている感じでしたが、B2からは明らかに会話中心で授業が進みました。
具体的には、他のクラスメートとある一つのテーマに対して意見を述べ合ったり、電話の会話の練習をしたり、大学の講義で行うようなプレゼンテーションを行ったり等です。
文法・読解中心の授業に慣れていた僕としては、自分が思っているようなことをすらすら言えず、辛い時期が多かったですが、振り返れば口頭練習としては非常に役立ったと思っています。


進むスピードが速く、少し厳しめ


僕が通っていた語学学校は、ドイツでの勉学・就職を考えている者を優先対象としているようで、授業のスピードが速かったり、文法間違いにも直ぐに指摘が入ります。
但し、語学学校で初めてドイツ語を習うという人や、特に欧州からの生徒の中には、高校或いは大学の休暇を利用して来ている人がいたりするので、授業についていけない生徒と先生の間で衝突が起こることもあったようです。
僕がいたクラスでは幸いそのような生徒はいませんでしたが。


欧州・米大陸出身者はドイツ語学習のスピードが速い

これは冷静に考えれば簡単に想像がつきますが、実際平均的に欧州からの生徒が、話すスピードが流暢だったり、語彙が非常に豊かなのを見て、日本人としては相当に勉強しないと追いつくことができないな、ということを感じました。


欧州の人々は、国境を軽々越える

上にも書きましたが、特に7月・8月には、欧州の高校或いは大学の休暇を利用して来ている人が多かったです。
大学院生くらいに見えた生徒が、実際に年齢を聞くと17歳や18歳だったりすることがあり、僕と10歳近くも離れているのかと、非常に驚いたものです。
日本人は、海外留学といったら北米や欧州中心で、特に高校生の年代が中国や韓国にこのような形で行くということはあまり一般的ではないと思うので、この身軽さは羨ましい限りです。


どの語学学校が合うかは、価格ではなく、先生で決まる

ある意味悲しい事実ですが、どれだけ高いお金を払っても、学校内での授業方針は結構先生による部分が大きいので、自分に合う先生と出会えるかが非常に重要だと感じます。
これは最初に生徒が決められることではないので、運次第と言わざるを得ないですが。。


これからドイツの語学学校に行こうと思っている方は参考にしてみて下さい。

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