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2015/06/21

ベルリンクラシック音楽鑑賞記その5

ベルリン国立歌劇場管弦楽団が無料のオープンエアー・コンサートイベント「STAATSOPER FÜR ALLE(みんなのための国立歌劇場)」を開催することを知り、聴きに行ってきました。
このイベントは2007年から毎年行われているイベントらしく、BMW社の協力によって無料になっているよう。
今年はバイオリニストとしてリサ・バティアシュヴィリ氏を迎えての公演。
演目:
ワーグナー「歌劇タンホイザーより大行進曲」
チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」
ベートーヴェン「交響曲第5番」


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結局のところは有料?


会場に1時間半前に着くと、ゲネプロが行われていて、もう興奮状態w
しかし、既に会場にいる人は皆折り畳み椅子に座っている!
「確かに、誰か1人でも立っていると、前見えないもんな。。」
ということで、会場で売っていた折り畳み椅子15ユーロを購入。
入場料は無料だけど、結局は15ユーロの入場料を払うのと同じことか。。
(慣れている人はしっかりと自宅から折り畳み椅子を持参!)
まあ3曲も聴けるわけだしいいか、とこの時は思っていたのですが。


ゲネプロの様子

演奏中に立つとはっ!!


演奏が始まっても、2列ほど前の人たちが立ったまま一向に座らないw
後ろの人に迷惑になると思って折り畳み椅子を買ったのに、立つ人がいるとは!w
これでは殆どダニエル・バレンボイム様ならびにオーケストラの姿を見れないではないかw
どうやら偶々左端近くに陣取ったことがいけなかったみたいです。
どうりで前後関係なく真ん中辺りから埋まっていくわけでした。。


ちょ、なんで立つんねん!!


バティアシュヴィリ氏の演奏終了


「座っている方の視界の妨げになりますので、立っている方は空いている場所に座ってお聴き下さい」というアナウンスもなく。。
アルバイトと思われる人も指導することなく。。
周りの人は全く文句を言わなかったので、僕も文句を言うことはしませんでした。
やはり、無料なのにはそれなりの理由がある、ということを改めて認識した1日でしたw
でも、音色を聴くだけでも、演奏家達の高い演奏能力と音響設備のおかげで、心地良い気分になれたのは救いです。
特にバティアシュヴィリ氏のヴァイオリン演奏は最高でした!
ベートーヴェン「交響曲第5番」が一般的演奏よりテンポが少し遅かったのは好みが分かれるかもしれませんが。
さて、日本に帰国するとなった時、折り畳み椅子を誰に譲ろうか?w

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