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チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤは、1922年に当時宗主国だったイギリスの王子の名称を取ってプリンス・オブ・ウェールズ博物館(Prince of Wales Museum)として開館した美術館・博物館で、現在約5万点の彫刻品・陶器・絵画等が集まっているそうです。
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの2階には、元アップル(Apple)CEOとして知られる故スティーブ・ジョブズ氏(Steve Jobs)も信者だった新興宗教ハレ・クリシュナ(Hare Krishna)で最高神と崇められているクリシュナ(Krishna)についての展示がありました。
展示室にあった説明を読んでみると、クリシュナは古来インドの青色の神のことなのだそうですが、喜び溢れた子供だったり、牛と自然の守護神だったり、ロマンティストであったり、英雄であったりと様々な側面を持っているらしいです。
インドの美術品を堪能した後に3階に上がると、インド有数の財閥タタグループ(Tata Group)一族が寄贈したというインド国外の美術品が数多く展示されていました。
そこで見たものとは、何と江戸時代に描かれたと思われる浮世絵!
しかも浮世絵だけじゃなく、日本の陶磁器まで!
さすがタタグループ、恐るべし!!
アクセス
2017年5月6日、とうとうムンバイ最終日。。。
僕の乗る飛行機は夕方出発だったので、それまでに最後のムンバイ観光。
インドそしてムンバイの歴史を知ることができるというチャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤ(Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya、「シヴァージ大王美術館・博物館」の意だそう)を訪ねてみました。
そこで予想だにしなかった日本の美術品に遭遇することに!
そこで予想だにしなかった日本の美術品に遭遇することに!
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤとは?
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤは、1922年に当時宗主国だったイギリスの王子の名称を取ってプリンス・オブ・ウェールズ博物館(Prince of Wales Museum)として開館した美術館・博物館で、現在約5万点の彫刻品・陶器・絵画等が集まっているそうです。
因みにこの博物館の名称は、チャトラパティ・シヴァージ・ターミナスと同様、17世紀後半から19世紀序盤までムンバイ周辺を支配していたマラーター王国(Maratha Empire)の創始者シヴァージ(Shivaji)に由来するそうです。
僕はチャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの開館時間と同時に入ろうと博物館の正門に出来た列に並びました。
そしていよいよ開館時間。
外国人観光客入場料500ルピー(約850円)とカメラ撮影料100ルピー(約170円)を支払って中に入りました。
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの1階は彫刻品ギャラリー。
現在のインドで多数を占めるヒンドゥー教関連だけでなく、インドが発祥の仏教・ジャイナ教関連の彫刻品もあり、インドの歴史の豊かさを改めて実感できてとても面白かったです。
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤに入ってみた!
僕はチャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの開館時間と同時に入ろうと博物館の正門に出来た列に並びました。
そしていよいよ開館時間。
外国人観光客入場料500ルピー(約850円)とカメラ撮影料100ルピー(約170円)を支払って中に入りました。
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの開館を待つ観光客 |
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの料金表。 インド国籍保持者85ルピーに対して外国籍500ルピーはかなりの差。。。 |
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤに入って直ぐのところにあるインフォメーションデスクで、日本語案内オーディオを50ルピー(約90円)で受け取れるようです。 |
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの彫刻品ギャラリーが面白い!
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの1階は彫刻品ギャラリー。
現在のインドで多数を占めるヒンドゥー教関連だけでなく、インドが発祥の仏教・ジャイナ教関連の彫刻品もあり、インドの歴史の豊かさを改めて実感できてとても面白かったです。
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの彫刻品ギャラリー |
ヒンドゥー教における破壊と創造の神シヴァ(Shiva)をかたどった彫刻 |
ヒンドゥー教の維持・守護神ヴィシュヌ(Vishnu)をかたどった彫刻。 ヨガとかで見たことがあるようなこのSheshashayiというポーズは、ヴィシュヌの象徴とも言えるポーズなのだそうです。 |
インドでの女神というデーヴィー(Devi)をかたどった彫刻の数々 |
古代インドでのジャイナ教の寺院の模型。 思ったより全然小さい。 |
仏教の始祖ブッダ(釈迦)をかたどったガンダーラ美術の数々 |
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤのクリシュナセクションも見もの!
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの2階には、元アップル(Apple)CEOとして知られる故スティーブ・ジョブズ氏(Steve Jobs)も信者だった新興宗教ハレ・クリシュナ(Hare Krishna)で最高神と崇められているクリシュナ(Krishna)についての展示がありました。
展示室にあった説明を読んでみると、クリシュナは古来インドの青色の神のことなのだそうですが、喜び溢れた子供だったり、牛と自然の守護神だったり、ロマンティストであったり、英雄であったりと様々な側面を持っているらしいです。
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤでの、クリシュナについての展示 |
クリシュナってインド古来の青色の神のことなんですね! |
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤに日本の美術品!
インドの美術品を堪能した後に3階に上がると、インド有数の財閥タタグループ(Tata Group)一族が寄贈したというインド国外の美術品が数多く展示されていました。
そこで見たものとは、何と江戸時代に描かれたと思われる浮世絵!
しかも浮世絵だけじゃなく、日本の陶磁器まで!
さすがタタグループ、恐るべし!!
サー・ラタン・タタギャラリー(Sir Ratan Tata Gallery)には、中世西欧の絵画が多く展示されています。 |
サー・ラタン・タタギャラリー内にある、タタ一族の一人サー・ラタンジ・タタ(Sir Ratanji Tata)の銅像。 現在のタタグループの会長の祖父に当たるそう。 |
チャトラパティ・シヴァージ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤの訪問ガイド
アクセス
チャトラパティ・シヴァージ・ターミナスから徒歩約25分
開館時間
10:15~18:00
休館日
1月26日・5月1日・8月15日・10月2日・祝日になっている月曜日
料金
外国籍大人:500ルピー
スマートフォン・タブレット端末での撮影:50ルピー
カメラでの撮影:100ルピー
ホームページ(英語)
http://www.csmvs.in/
開館時間
10:15~18:00
休館日
1月26日・5月1日・8月15日・10月2日・祝日になっている月曜日
料金
外国籍大人:500ルピー
スマートフォン・タブレット端末での撮影:50ルピー
カメラでの撮影:100ルピー
ホームページ(英語)
http://www.csmvs.in/
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