こんにちは、久しぶりの旅行を前にワクワク気分のタケオです!
2017年のゴールデンウイークに、23番目の訪問国として、初めてインドの土を踏むことにしました。
インドに入国するにはどのような目的であれビザを取得する必要があるということで、東京にあるインド大使館で観光ビザを取ってきました。
今回は、インド大使館で観光ビザを申請するための準備段階の経緯を紹介したいと思います。
目次
1. 日本人が観光でインドに入国するには?
2. インド大使館で観光ビザ申請、郵送でパスポートを送り返してもらうことに
3. インドビザオンラインから申請書作成
4. インド観光ビザ申請書:ビザの種類選択
5. インド観光ビザ申請書:申請者個人情報
6. インド観光ビザ申請書:住所・家族・職業
7. インド観光ビザ申請書:ビザ詳細情報
8. インド観光ビザ申請書:入力情報最終確認
9. 顔写真はカメラのキタムラで
日本人(正確に言えば日本国籍保持者)が観光目的でインドに入国する際に有効なビザは3種類あるそうです。
尚、どちらもパスポートの有効期間がインド入国日から6か月以上残っている必要があります。
1. 観光ビザ(Tourist Visa)
○インド大使館に出向いての申請又は郵送での申請で取得が完了するビザ。
○所定申請書、フライトスケジュール、宿泊予定先ホテルのコンファメーション若しくはインド国籍保持者の招待状(学生の場合は金銭状況を確認できる書類も)を揃える必要あり。
○ビザ取得手数料として1,200円、大使館での申請による追加手数料として200円、合計1,400円の手数料が掛かり、郵送で受け取る場合には追加で600円掛かる。
2. 電子観光ビザ(e-Tourist Visa)
○専用ウェブサイト(https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html)からの申請で取得が完了するビザ。
○入国最低4日前までに申請する必要あり。
○申請日から120日以内に入国する必要あり。
○インド入国後60日間滞在可能。
○申請時に25米ドル+2.5%のインドへの銀行送金料の、合計25.625米ドル(約2,800円)の手数料が掛かる。
3. 到着時ビザ(Arrival Visa)
○インド大使館日本人向け到着時ビザプログラムについてのページ(https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html)からダウンロードした所定申請書に必要事項を記入し、インドの空港到着時に専用カウンターへ入国カードと共に持ち込んで申請することで取得が完了するビザ。
○バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイの6空港でのみ運用。
○顔写真の必要なし。
○インド入国後最長60日間滞在可能。
○申請時に2,000ルピー(約3,370円)の手数料が掛かる。
3つあるビザの中で、僕は観光ビザをインド大使館で申請し、郵送でビザが押されたパスポートを送り返してもらうことにしました。
主な理由としては、一番面倒臭くなさそうだったからです(苦笑)。
これまで観光ビザを必要とする外国に行っていなかったので、大使館に直接行かなければならないことだけでも十分面倒臭いのですが(しかもインド大使館は平日午前中のみのビザ申請・受取受付)。。。
でも他の2つの方法がより手数料が掛かること、到着時ビザでは到着後ビザ取得に時間を取られることで直ぐに観光行動に移すことができないことも考慮しました。
インド大使館での観光ビザ申請に必要な申請書は、インド政府が運営するインドビザオンライン(Indian Visa Online)から作成する必要があります。
インドビザオンラインのホームページ(https://indianvisaonline.gov.in/visa/index.html)で「Regular Visa Application」と書かれているところをクリックすると、申請書作成を始めることができます。
残念ながら日本語版がなく、英語版で作成する必要があるので、思ったより作成に時間が掛かります。。。
最初に申請する場所の国、大使館、国籍、E-Mailアドレス(実際の画面上では「E-Mail ID」と表記)、入国予定日と共に、申請するビザの種類(Visa Type)と目的(Purpose)を選択します。
僕は個人旅行の目的で入国予定なので、それぞれ「TOURIST VISA」・「INDIVIDUAL TOURIST」と選択しました。
申請者個人情報の項目(Applicant Details Form)で記入に時間が掛かったのは以下3つの項目です。
1. 宗教(Religion)
自身が信仰している宗教に関して、以下の選択肢から一つ選ぶ必要があります。
BAHAI(バハーイー)
BUDDHISM(仏教)
CHRISTIAN(キリスト教)
HINDU(ヒンドゥー教)
ISLAM(イスラーム)
JAINISM(ジャイナ教)
JUDAISM(ユダヤ教)
OTHERS(その他)
PARSI(パールシー)
SIKH(シーク教)
ZOROASTRIAN(ゾロアスター教)
僕は特に何かを厚く信仰しているわけではないのですが、その他にするのは何か気が引けたので、BUDDHISMを選択しました。
2. 身体的特徴(Visible identification marks)
非常に背が高い・低いとか、はっきりとしたほくろがあるとかではないので、「NA」と入力しました。
3. 最終学歴(Educational Qualification)
最終学歴に関しては以下の選択肢があります。
BELOW MATRICULATION(小学校卒業、中学校在学中)
GRADUATE(学士、大学卒業)
HIGHER SECONDARY(高等学校、短期大学、専門学校卒業)
ILLITERATE(無教育)
MATRICULATION(中学校卒業)
NA BEING MINOR(小学校以下)
OTHERS(その他)
POST GRADUATE(修士、大学院卒業)
PROFESSIONAL(博士)
英語でもインド英語であるせいか見慣れない言葉が多くて、他のサイトも参考にさせて頂きましたが(汗)、僕はGRADUATEを選択しました。
他には保持しているパスポートの情報も入力します。
続いて住所・家族・職業を記入する欄に移ります。
1. 本籍地(Permanent Address)
「永続の住所」って何なのかと思いましたが、他のサイトを参考にさせて頂いたところ、本籍地を書く欄のようでしたので、本籍地を記入しました。
2. 家族情報(Family Details)
僕は入力できましたが、父親・母親についての情報は必須の記入項目のようで、様々な経緯で母子・父子家庭となっている人等はどう入力すれば良いのだろうかと考えてしまいました。
3. 職業(Profession)
何個か統合しても良いのではというほど選択肢が多かったのですが、僕は現在会社員ということで「WORKER」を選択しました。
ここではビザ詳細情報として、現地滞在地、現地及び日本の緊急連絡先を記入する必要があります。
尚、ビザ詳細情報を入力して次のページに進むと写真をアップロード出来るのですが、僕は写真屋さん等で撮った顔写真を貼り付けたかったので飛ばしました。
写真データをアップロード又はスキップすると、これまで入力した情報を確認できます。
間違いがあった場合は「Modify」をクリックして該当項目を修正、間違いがないことを入念に確認した上で「Verified and Continue」をクリックすると、申請書をPDFファイルとしてダウンロードできます。
僕はこのPDFファイルを印刷し、別途写真を用意してインド大使館に持ち込むことにしました。
こうして出来上がった申請書PDFファイルの1枚目右上に写真欄を見ると、「2×2」という表示があったのですが、ネットで調べてみると、観光ビザ申請に必要な顔写真として2インチ×2インチ(51ミリ×51ミリ)の正方形という、日本では一般的でない形式のよう。
そこで僕は、カメラのキタムラ新宿・西口店で顔写真を作成することに。
カメラのキタムラ新宿・西口店の3階に上がって「インドビザ申請用に作りたいのですが」と尋ねると、背景が白地、サイズが2インチ×2インチの顔写真を、写真データの入ったCD(一般的な証明写真として利用可能)と共に作成してくれました。
僕が作成した時はカウンターで尋ねてから写真が出来上がるまで10分位しか掛からず、非常にスムーズでした!
1,620円(税込)と値は張りますが、大使館での申請時に写真の大きさや顔の収まり具合はとても厳格だそうなので、仕方ないですかね。。。
次回は作成した申請書、顔写真、フライトスケジュール、宿泊予定先ホテルのコンファメーション、そしてパスポートを持っていよいよインド大使館に向かいます!
インド旅行については、こちらの書籍もご参考に!
2017年のゴールデンウイークに、23番目の訪問国として、初めてインドの土を踏むことにしました。
インドに入国するにはどのような目的であれビザを取得する必要があるということで、東京にあるインド大使館で観光ビザを取ってきました。
今回は、インド大使館で観光ビザを申請するための準備段階の経緯を紹介したいと思います。
目次
1. 日本人が観光でインドに入国するには?
2. インド大使館で観光ビザ申請、郵送でパスポートを送り返してもらうことに
3. インドビザオンラインから申請書作成
4. インド観光ビザ申請書:ビザの種類選択
5. インド観光ビザ申請書:申請者個人情報
6. インド観光ビザ申請書:住所・家族・職業
7. インド観光ビザ申請書:ビザ詳細情報
8. インド観光ビザ申請書:入力情報最終確認
9. 顔写真はカメラのキタムラで
日本人が観光でインドに入国するには?
日本人(正確に言えば日本国籍保持者)が観光目的でインドに入国する際に有効なビザは3種類あるそうです。
尚、どちらもパスポートの有効期間がインド入国日から6か月以上残っている必要があります。
1. 観光ビザ(Tourist Visa)
○インド大使館に出向いての申請又は郵送での申請で取得が完了するビザ。
○所定申請書、フライトスケジュール、宿泊予定先ホテルのコンファメーション若しくはインド国籍保持者の招待状(学生の場合は金銭状況を確認できる書類も)を揃える必要あり。
○ビザ取得手数料として1,200円、大使館での申請による追加手数料として200円、合計1,400円の手数料が掛かり、郵送で受け取る場合には追加で600円掛かる。
2. 電子観光ビザ(e-Tourist Visa)
○専用ウェブサイト(https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html)からの申請で取得が完了するビザ。
○入国最低4日前までに申請する必要あり。
○申請日から120日以内に入国する必要あり。
○インド入国後60日間滞在可能。
○申請時に25米ドル+2.5%のインドへの銀行送金料の、合計25.625米ドル(約2,800円)の手数料が掛かる。
3. 到着時ビザ(Arrival Visa)
○インド大使館日本人向け到着時ビザプログラムについてのページ(https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html)からダウンロードした所定申請書に必要事項を記入し、インドの空港到着時に専用カウンターへ入国カードと共に持ち込んで申請することで取得が完了するビザ。
○バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイの6空港でのみ運用。
○顔写真の必要なし。
○インド入国後最長60日間滞在可能。
○申請時に2,000ルピー(約3,370円)の手数料が掛かる。
インド大使館で申請、郵送でパスポートを送り返してもらうことに
3つあるビザの中で、僕は観光ビザをインド大使館で申請し、郵送でビザが押されたパスポートを送り返してもらうことにしました。
主な理由としては、一番面倒臭くなさそうだったからです(苦笑)。
これまで観光ビザを必要とする外国に行っていなかったので、大使館に直接行かなければならないことだけでも十分面倒臭いのですが(しかもインド大使館は平日午前中のみのビザ申請・受取受付)。。。
でも他の2つの方法がより手数料が掛かること、到着時ビザでは到着後ビザ取得に時間を取られることで直ぐに観光行動に移すことができないことも考慮しました。
インドビザオンラインからインド観光ビザ申請書作成
インド大使館での観光ビザ申請に必要な申請書は、インド政府が運営するインドビザオンライン(Indian Visa Online)から作成する必要があります。
インドビザオンラインのホームページ(https://indianvisaonline.gov.in/visa/index.html)で「Regular Visa Application」と書かれているところをクリックすると、申請書作成を始めることができます。
残念ながら日本語版がなく、英語版で作成する必要があるので、思ったより作成に時間が掛かります。。。
「Regular Visa Application」クリックで申請書作成スタート |
インド観光ビザ申請書:ビザの種類選択
最初に申請する場所の国、大使館、国籍、E-Mailアドレス(実際の画面上では「E-Mail ID」と表記)、入国予定日と共に、申請するビザの種類(Visa Type)と目的(Purpose)を選択します。
僕は個人旅行の目的で入国予定なので、それぞれ「TOURIST VISA」・「INDIVIDUAL TOURIST」と選択しました。
インド観光ビザ申請書:申請者個人情報
申請者個人情報の項目(Applicant Details Form)で記入に時間が掛かったのは以下3つの項目です。
1. 宗教(Religion)
自身が信仰している宗教に関して、以下の選択肢から一つ選ぶ必要があります。
BAHAI(バハーイー)
BUDDHISM(仏教)
CHRISTIAN(キリスト教)
HINDU(ヒンドゥー教)
ISLAM(イスラーム)
JAINISM(ジャイナ教)
JUDAISM(ユダヤ教)
OTHERS(その他)
PARSI(パールシー)
SIKH(シーク教)
ZOROASTRIAN(ゾロアスター教)
僕は特に何かを厚く信仰しているわけではないのですが、その他にするのは何か気が引けたので、BUDDHISMを選択しました。
インドビザ申請で宗教を選ぶところ |
2. 身体的特徴(Visible identification marks)
非常に背が高い・低いとか、はっきりとしたほくろがあるとかではないので、「NA」と入力しました。
3. 最終学歴(Educational Qualification)
最終学歴に関しては以下の選択肢があります。
BELOW MATRICULATION(小学校卒業、中学校在学中)
GRADUATE(学士、大学卒業)
HIGHER SECONDARY(高等学校、短期大学、専門学校卒業)
ILLITERATE(無教育)
MATRICULATION(中学校卒業)
NA BEING MINOR(小学校以下)
OTHERS(その他)
POST GRADUATE(修士、大学院卒業)
PROFESSIONAL(博士)
英語でもインド英語であるせいか見慣れない言葉が多くて、他のサイトも参考にさせて頂きましたが(汗)、僕はGRADUATEを選択しました。
インドビザ申請で最終学歴を選択するところ |
他には保持しているパスポートの情報も入力します。
インド観光ビザ申請書:住所・家族情報・職業
続いて住所・家族・職業を記入する欄に移ります。
1. 本籍地(Permanent Address)
「永続の住所」って何なのかと思いましたが、他のサイトを参考にさせて頂いたところ、本籍地を書く欄のようでしたので、本籍地を記入しました。
2. 家族情報(Family Details)
僕は入力できましたが、父親・母親についての情報は必須の記入項目のようで、様々な経緯で母子・父子家庭となっている人等はどう入力すれば良いのだろうかと考えてしまいました。
3. 職業(Profession)
何個か統合しても良いのではというほど選択肢が多かったのですが、僕は現在会社員ということで「WORKER」を選択しました。
インドビザ申請での職業選択肢その1 |
インドビザ申請での職業選択肢その2 |
インド観光ビザ申請書:ビザ詳細情報
ここではビザ詳細情報として、現地滞在地、現地及び日本の緊急連絡先を記入する必要があります。
尚、ビザ詳細情報を入力して次のページに進むと写真をアップロード出来るのですが、僕は写真屋さん等で撮った顔写真を貼り付けたかったので飛ばしました。
インド観光ビザ申請書:入力情報最終確認
写真データをアップロード又はスキップすると、これまで入力した情報を確認できます。
間違いがあった場合は「Modify」をクリックして該当項目を修正、間違いがないことを入念に確認した上で「Verified and Continue」をクリックすると、申請書をPDFファイルとしてダウンロードできます。
僕はこのPDFファイルを印刷し、別途写真を用意してインド大使館に持ち込むことにしました。
顔写真はカメラのキタムラで
こうして出来上がった申請書PDFファイルの1枚目右上に写真欄を見ると、「2×2」という表示があったのですが、ネットで調べてみると、観光ビザ申請に必要な顔写真として2インチ×2インチ(51ミリ×51ミリ)の正方形という、日本では一般的でない形式のよう。
そこで僕は、カメラのキタムラ新宿・西口店で顔写真を作成することに。
カメラのキタムラ新宿・西口店の3階に上がって「インドビザ申請用に作りたいのですが」と尋ねると、背景が白地、サイズが2インチ×2インチの顔写真を、写真データの入ったCD(一般的な証明写真として利用可能)と共に作成してくれました。
僕が作成した時はカウンターで尋ねてから写真が出来上がるまで10分位しか掛からず、非常にスムーズでした!
1,620円(税込)と値は張りますが、大使館での申請時に写真の大きさや顔の収まり具合はとても厳格だそうなので、仕方ないですかね。。。
次回は作成した申請書、顔写真、フライトスケジュール、宿泊予定先ホテルのコンファメーション、そしてパスポートを持っていよいよインド大使館に向かいます!
インド旅行については、こちらの書籍もご参考に!
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