しかし、これまで仁川を観光で訪れたことがなかったので、今回日帰りで行ってみることにしました。
◎首都圏電鉄1号線で仁川駅へ
首都圏電鉄1号線(수도권1호선)で終点の仁川駅(인천역、インチョンヨッ)まで向かいました。
首都圏電鉄1号線には、龍山駅(용산역、ヨンサンヨッ)から、仁川駅一つ手前の東仁川駅(동인천역、トンインチョンヨッ)まで、10~20分に1本の割合で急行が設定されています。
新浦国際市場(신포국제시장、シンポグッチェシジャン)に近い東仁川駅まで行くには急行が便利ですが、チャイナタウン(차이나타운)、清・日租界地(청·일조계지)、月尾島(월미도、ウォルミド)に近い仁川駅まで行くには、通しで各駅停車に乗ってしまっても大丈夫だと思います。
東廟前駅(동묘앞역、トンミョアムヨッ)から首都圏電鉄1号線に乗車。 |
龍山駅を出て、漢江(한강、ハンガン)を渡ります。 |
僕が初めにのった電車は、九老駅(구로역、クロヨッ)止まり。 |
九老駅から急行に乗車。 |
急行は東仁川駅止まり。 |
東仁川駅から再び各駅停車に乗車。 |
仁川駅到着間近。 規模の大きさを見る限り、仁川駅は貨物列車の重要発着地でもあるようです。 |
東廟前駅を出発して約1時間半掛けて、ようやく仁川駅に到着! |
仁川駅の駅舎 |
1899年に朝鮮半島初の鉄道である仁川~鷺梁津(노량진、ノリャンジン)間が開通したことを伝える記念碑。 記念碑を形作っている蒸気機関車は、当時走っていた形を再現したもの。 |
仁川駅を出て左方向に観光案内所があります。 日本語のパンフレットも置いてあります。 |
※参考リンク
仁川駅|仁川広域市観光公式サイト(日本語)
◎仁川駅~月尾島
昼飯まで多少時間があったので、仁川駅から、月尾島まで歩いてみることにしました。
月尾島は元々名の通り島だったそうですが、1906年に旧日本軍によって鉄橋が架けられたそうです。
韓国成立以降は韓国軍駐屯地として、民間人立入禁止だったそうですが、2001年に仁川広域市(인천광역시、インチョンクァンヨッシ)が買い取り、公園や展望台等を整備したそうです。
今回は1時間程しか時間がありませんでしたが、月尾島は見どころが沢山あるので、機会があればまた訪れたいです。
貨物用と思われる線路が、仁川港(인천항、インチョナン)まで繋がっているようです。 |
朝鮮戦争の重要な出来事の一つである仁川上陸作戦(인천상육작전)の地であったことを伝える記念碑。 |
「ようこそ観光特区月尾島へ」 |
「月尾銀河レール(월미은하레일、ウォルミウナレイル)」とありますが。 |
開業前の試験走行中の事故により試験走行を中断せざるを得なかったため、開業できなかったようです。。 |
暗くてわかりずらいですが、写真右側に車両と思しきものが見えます。 |
使われなくなった鉄道駅の中に、「安全で便利な公共交通利用を、21世紀超一流交通専門公社仁川交通公社と共に」とあります。 なんと空しきことでしょうか。。 |
仁川駅から歩いて約20分程で、月尾公園(월미공원)入口に到着。 |
韓国伝統庭園(한국전통정원)。 代表的な朝鮮半島家屋を再現展示しているようです。 |
ユネスコ世界遺産登録安東河回村(안동하회마을、アンドンハフェマウル)にある養真堂(양진당、ヤンジンダン)を再現したもの。 |
典型的な朝鮮半島の田舎の風景を思わせます。 |
ユネスコ世界遺産登録昌徳宮(창덕궁、チャンドックン)の中にある芙蓉池(부용지、プヨンジ)を再現したもの。 |
月尾島に関する、韓国語・英語・中国語・日本語での説明 |
※参考リンク
月尾島|仁川広域市観光公式サイト(日本語)
月尾公園|仁川広域市観光公式サイト(日本語)
Part 2へ続く
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